非日常的な出来事
カムイの記念すべき(?)第1作 どうぞ!
チラリ。腕時計は午後4時15分を指している。小学5年の僕は学校からの帰り道を走っていた。理由は私生活のせいだった。学校のテストでは、どれも80点以上をとっていた。得意教科は、算数、理科、社会と国語の順だった。しかし理科は絶対といっていいほど100点を取っていた。理科の才能は幼稚園のときがきっかけだったかもしれない・・・。親はどちらも理科が好きで理系の本ばかり集めていた。だから読書家の僕はこっそり読んでいた。読み仮名もついていたので寝るのも忘れて読んでいるうちに、理科の知識は先生をも超えるほどになった。1人の先生は大学の教授のサポートもしていたのでその教授と僕を会わせてくれた。だから今から家ではなく大学へむかっていた。しかし理科以外は小学5年のレベルの上、人1倍人付きあいできない人だった。教授のいる大学はバスで25分かかる。時刻表を見てみると・・・ん?次のバスが40分発?集合時間の5時に間に合わない・・・?集合時間とはこの場合門が閉まる時間。(そもそも集合時間なんてない)仕方なくケータイで教授に門を開けてもらうよう頼む。4時30分になった。10分後に来る筈のバスが来た。もう一度時刻表を見ると、表の違うところを見ていた。少し迷って乗ることにした。どうせバスから降りたらゆっくり歩けばばれないし、ばれても事情を話せば何とかなると思ったから。ところが・・・バスが事故を起こし、窓側で座っていた僕は、腕を怪我してしまった。幸いけが人は、僕を含む2人だけだったので僕たちは病院へ行った。5時15分になった。「ピリリリリリ・・・・」そういえば教授に電話するのを忘れていた。***電話を終えるともう1人の目線がこっちに向いているときがつき振り向くと彼は唖然としていた。
第1話はどうでしたか?良ければ高評価お願いします!