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憑依霊がうちの居候  作者: 拓溟
2/11

2話 / 出会い

俺がユウと出会ったのは、今から約一年前。俺が高一だった時のことだ。

その頃の俺は、今よりもっとネガティブで、友達なんか一人もいなかった。何をやっても上手くいかず、やる事全てを途中で諦め、毎日下ばかり向いていた。

そんな俺の前に突然現れたのが、ユウだった。



「あ、おかえりなさ〜い!」

学校から帰って自分の部屋に入るやいなや、優しい、しかし全く知らない声が聞こえた。家には今誰も居ないはずだ。

誰だコイツ………。

俺は思ったまま聞いてみた。

「誰ですか………??」

相手はすぐに答えた。

「幽霊です」

「は?」

何を言っているんだコイツは。

幽霊?冗談だろ。元から俺は幽霊なんか信じていなかったから、俺の部屋に勝手に上がり込んでいるこのおかしな奴を、とりあえず家から追い出そうと思った。

「冗談言ってないで、とりあえず出てってくださいませんか?」

「えー、いいじゃないですかー。少しお話しましょうよー」

「警察呼びますよ……?」

「あはは、冷たいなー」

本気で警察呼んでやろっかな、と考えながら、俺はこの不審者をつまみ出すために近付いた。そいつは動かなかった。何故か笑みを浮かべながらこっちを見ている。俺はそいつの服を掴んだ…………はず()()()

「えっ………!?」

俺は驚きを隠せずに、つい声を出してしまった。

「無理ですよー、ボクにはさわれませんよ✩」

変わらず笑みを浮かべて言う。

俺はそいつの服を掴んだはずの手を改めて確認した。

「嘘だろ…………!!」

俺の手は、そいつの服だけではなく、腕まで貫通していた。言い方を変えると、()()()()()()()()()()()()()()()()()

「だから言ったじゃないですか〜、ボクにはさわれませんよって」

「マ、マジかよ………本当に……幽霊………⁉」

「はい✩」

目を見開いて、人生最大の驚きを未だに隠しきれていない俺を、その幽霊はにこやかに微笑みながら見ていた。



「改めて、初めまして!ボクは幽霊のユウと申します!」

表情を変えず、微笑んだまま自己紹介をした幽霊、ユウは、そのまま俺に謝ってきた。

「勝手に家に入ってしまって、すいませんでした……」

幽霊なのに、礼儀はあるんだな………。

未だ状況を掴めていない俺は、とりあえず尋ねた。

「えっ…と、本当に幽霊なのか………?」

「さっき言ったじゃないですか〜。それに、ボクの体が透けてるの、見ましたよね?」

「あぁ……」

「ダイジョブですよ、別に悪いこととか、怖いことはしません」

「…………」

笑いながら言われると更に怪しく聞こえる。

「その代わり、頼みがあるのですが……」

「頼みって……?」

幽霊の頼みって何だろうか。全く想像がつかない。俺が聞くと、ユウは答えた。

「取り憑かせて下さい✩」

「十分怖ぇよ!!なんだその頼み!!」

唐突に出て来たヤバイ頼みに、柄にも無く大声でツッコんでしまった。

コイツ、言ってる事が矛盾してる……!!

「いいですか?」

「いいわけねーだろ!大体何だよ、頼みで取り憑かせろって!!」

「えー、何で駄目なんですか〜?」

「あったり前だろ!取り憑かせてくれ、はい、良いですよ✩なんて事があってたまるか!こんな会話、まず有り得ないだろうけどな!!」

「まぁまぁ、落ち着いて下さいよ。取り憑くって言っても、ココに居候させてもらうだけでいいんです」

「はぁ!?」

ますます訳が分からない。

「とりあえず、話だけでも聞いてくれませんか?」

俺はいつの間にか自分が興奮してる事に気付いて、気持ちを落ち着かせた。

落ち着いた目で見てみれば、案外ユウは真剣な目だ。ここまで言われてはやむを得ない。

そうだな………。話くらいは聞いてやるか………。

どうも、こんにちは、こんばんは。拓溟です!

今回は二人が初めて会った時の話でした。この話はもう少し続きますかね。次回かその次でまた元に戻ると思います。

そういえば、何も考えずに小説書き始めたので、次話投稿のしかたがよく分からなくてめっちゃ調べましたwでも気付いたら出来てたんで、結果オーライってやつですかねw

では、また次回!

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