学校
♂♀オナ禁生活1日目♂♀
オナ禁を依頼して来た会社から、俺の家に変な装置が届いた。どうやらこの装置を身体に取り付けて、テスト何ちゃらとかいうホルモンの増減の様子をチェックするらしい。
朝起きると、俺はいつもの様に股間に手を伸ばそうとしたがそこでハッと我に帰った。これから1ヶ月間はオナニーをしてはいけないのだという事を思い出したからだ。
いつもは朝起きてからすぐにオナニーをしていたが、今はおナニーをするわけにはいかない。それなのに、俺の息子は射精したがってる。困ったもんだ、、、
あまりにやる事がないから、何にも知らないお前らに良い事を教えてやろう。
学校という小さな社会は大人が思っている以上に、複雑でめんどくさい。
今から説明することは、うちの学校に関することだから全てがそうだと一概には言えないが、生徒間で明らかな格差が存在する。比較的上位の層の人達を1軍、比較的下位の層の人達を3軍、どちらとも言えない人を2軍としよう。
基本的には、運動能力や容姿、コミュニケーション能力に長けている人達が上位層に入っているが、まれに上位層の奴に気に入られて会社か層から上位層へ這い上がってくる奴もいる。
2軍、3軍は1軍には逆らってはいけないという暗黙のルールがあり、そのクソみたいなルールのせいで1軍の奴らは随分と調子に乗っている。
1軍、2軍、3軍と分けたが、1軍グループがいくつも存在し、1軍同士の対立が起こることもあり、負けた方のグループは2軍もしくは3軍へと落とされる。
大げさだと言われてしまうかも知れないが、俺から言わせればこの学校は地獄だ。
今思えば俺はそんな学校生活がいやになって、オナニーに縋っていたのかも知れないな。




