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先生からの宿題

最近、季節もののネタを入れようかどうしようか迷っています

割り込み投稿で何か入れかな...


「先生、これでどうですか?」

「うーん、まだ、少し透明度が足りないのですよ、投入するタイミングや自分の技量なんかを意識しながら作るといいのですよ」

先生は俺が作ったシュトゥルムクリスタルという薄緑色の結晶体を眺めながらそう言った


「そうはいっても難しいですよ、同じタイミングで投入しても昨日はうまくいっても今日はうまくいかないし」

「フフフ、それは仕方のないことなのですよ、体温が毎朝違うように、同じ食材でも物によって味が違うように、素材の大きさや純度、含有量が違います。それに錬金術を扱うものの体調や気持ちだって一定ではありませんから、毎日全く同じ作り方でやっても成功は続きません」

「それじゃぁ...どうすれば」

「それは、自分で探すべき答えなのですよ、ヒントは与えました。あとはカイト君次第なのですよ。さぁ、今日は少し早いですがこの辺にしましょう、煮詰めても答えが出ないときはじっくり考えるといいのですよ。これは、私からの宿題にしておくのですよ、自分の答えが出せたら教えてくださいね」

「では、失礼します。今日はありがとうございました。イーリア先生」

「いいえ、どういたしましてなのですよ」


今日は少し早めに、錬金術の修業が終わったので、魔法学校の講義に顔を出そう

先生のもとで錬金術の勉強をしている間、学校の講義には顔を出せていないのだが、先生が教官に働きかけてくれたため、先生が毎日出す課題を達成すれば、その日の講義に出たことにしてもらえることになっている

そのため本来ならば講義に顔を出す必要はないのだが、たまには出席するのもいいだろう

そう思い教室に行ったのだが、人っ子一人いない...

休講になったのだろうか


「君はFクラスの生徒か、講義の入れ替えで午後からは模擬訓練だぞ」

「そうですか、すみません、ありがとうございます」


コマの入れ替えを教えてくれた教官にお礼を言い、外の訓練場へと移動する



この学校の屋外訓練場の規模はかなり大きく、並みの村と同じくらいの規模がある、各クラスごとに被ることがないようクラスごとに訓練するスペースが準備されている為らしい


Fクラスの訓練スペースへ行くと、すでに訓練は始まっていた

もし時間があれば参加しようとも思ったのだが、すでに対戦表が組まれ試合を消化中だったので参加はせず観戦することにした


外から人の戦い方を見ることで、閃くことや、注意すべきことなどもあるためだ



「カイト君か、イーリア先生から話は聞いているよ、なかなか優秀なんだそうだね」

俺に気づき声をかけてくれたのはアインハット副教官だった


次回も予約投稿の予定です

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