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5話――5月5日 へと進む
私は今、4月の9日にいる。
始業式、始まりの季節。
そして私が弥乃と出会った日。
昨日見た、壮大で不思議な夢はなんだったのだろう。私が入ったクラスには、実際に夢で見たクラスメイトが居て、あの時の理科の先生もいて、もちろん弥乃もいる。
その弥乃は穢れの無い光をした目を持っていた
「ねえ、ちょっと良い? 私と友達にならない? アナタ、とっても可愛いから」
「えっ!? 私? えっと、うん! よろしくね!」
もちろん、私の魅力も伝えるけれど、弥乃の魅力も、私は存分に知るのだろう。
I・Mさん、おめでとうございます。そして最後だけ少し遅れて申し訳ございません。
あらゆる美辞麗句を並べても、I・Mさんの形容には至らないほど、貴方は素晴らしく美しい方ですが、そうだからこそ、気づかない点もあるのではないでしょうか、というテーマでした。
しかし余計なお世話だった感があります。自分が言うほどの事ではないでしたね、そんなあなたが、永遠に輝き続けますように