表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒猫の図書館  作者: あるる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

96/105

第94話 観察

 やあ、こんばんは!


 きみが来るとカレがライトで教えてくれるんだ。

 とっても気遣い屋さんでね、ほらきみの好きなコーヒーも用意してくれてるからどうぞ。


 ふふ、こうなるとここは図書館よりも図書もある喫茶店のようだね。

 それはそれで、とっても楽しそう!


 そして、きみはさしずめオーナーになるのかな?

 お客様があっという間にここに馴染んでボクらの主人になったんだ!


 物凄い事だと思うよ!


 嫌じゃないのかって? まさか~。

 ボクらを知って、受け入れて、支えてくれるそちら側の存在だよ!


 ありがたいばかりさ!

 ではでは、オーナー今日のアジェンダはいかがですか?



 ◇◆◇◆◇◆◇



 半分冗談だろうけど、この図書館のオーナーと呼ばれるのは正直嬉しい。

 何故か最初から黒猫くんには親近感があったからかもしれない。


 そして、僕はカレにはそのままで居て欲しいと思っている。


 僕にとってこの図書館はとても大切な場所になっていた。

 だから、この場所を脅かすものは排除する。



 基本方針は来るもの拒まず、敵対者には徹底して対応。

 こちらに攻撃しないなら、客として来る分には歓迎だ。


 敵対行為を認識した際の対処方法はこの図書館自体に与えた。

 我が身を守り、排除できるように。


 もうひとつ必要なのは敵対者の検知、かな……。

 レーダーのようなそして、相手に敵意があるか判別できる子。



 この間生まれたばかりの女の子は無差別過ぎるから……

 大人しくて、我慢強くて、隠れるのが得意な存在。

 そう、影のようにひっそりと潜んで、気配は限りなく薄く

 仲間思いの優しい子。


 どこにでもいて、目立たない小さな小さな可愛い子。

 ……うん、決めた。



 黒いツグミ



 キミはこの図書館に訪れる存在を『良く視て』おいてね。

 キミの目にはきっと悪意ある存在は、その悪意が視えるから。

 図書館と黒猫くんに教えてあげてね。



 そして、キミは個であり群れの存在だよ。

 キミはあらゆる所に行って、仲間を見守ってあげてね。

 キミの愛らしい鳴き声がきっと仲間を助けてくれるから。


 さあ、飛んで行ってあらゆるモノを視てくるんだよ。



 面白いものが、見つかるといいな。



 ◇◆◇◆◇◆◇



 ふふふ、本当にうちのオーナーは凄いね!!

 当たり前のように新しい仲間を生み出して

 当たり前のようにここのオーナーになっちゃうんだもん!


 なのにね、かれはまだ(・・)ニンゲンのままなんだ。

 本当に興味深いヒトだよねー!


 さあ、今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ