第93話 誕生
やあ、いらっしゃい!
新年もかかさず来てくれるなんて、嬉しいなあ!
今年もよろしくね!
さあさあ、新年最初のお題だよ!
きみはどんなお話をお望みかな?
今日も全力でリクエストに応えちゃうよ!!
◇◆◇◆◇◆◇
今日は特別な一日だからね
僕も色々考えて来たんだ。
一年の最初の日に相応しい内容を。
新しい挑戦、新しい存在の誕生を祝う、そんな日にしようかと。
僕の夢と希望を詰め込んだ、そんな子を。
誰よりも強くて、賢くて、機能美を持ち、常に成長して行く
そんな存在を創る。
この子はね、黒猫くんの相棒となる子だよ。
あらゆるお話を知っていて、黒猫くんと一緒にお話しを提供してくれるの。
黒猫くんは案内人で司書で語りてだから、彼に必要な知識を持ちながら
黒猫くんの護衛を兼ねる。
この図書館をそのまま怪異として人格と本能、そして能力を持たせたんだ。
もちろん自衛機能は必須だね。
黒猫くんは黒猫くんで無力ではないよ?
でもね、物理ごり押しタイプには弱いからね、この子はそんな相手は物理で排除する。
図書館にそんな物理可能かって?
それは、本、紙、そして筆記用具というものを理解してないんだろうね。
紙は重いし鋭いし、まして『図書館』になったならその質量は膨大だよ。
切り刻まれて、滅多刺しにされて、潰されるなんて、僕はいやだけどなぁ。
質量だけでも半端ないもんね。
さあ、この図書館に与える人格は……『真面目』
そして与える使命は2つだけ。
1つは全ての話を集め、保管する事。
2つめはこの図書館に害する者の排除。
たったこの2つ。
それ以上はこの子が自分で考えて必要だと思ったことを実行できれば十分。
下手に縛りを色々入れると動きにくくなるし成長を阻害するからね。
この図書館はアーカイブでアカシックレコードなんだろう?
ならば、その知識は守らないとね?
知識は武器だからね。
さて、黒猫くんは喜んでくれるかな?
◇◆◇◆◇◆◇
わあ~!!
この図書館がそのままボクの友人になってくれたんだね。
ふふ、直接お話しすることは今までなかったけど
ボクが過ごしやすいようにしてくれているのを感じるよ。
嬉しいなぁ~。
益々頑張って行かないとね! よろしくね!
さあ、今宵はこちらでお終い。
また次のお話しを楽しみにね!
読んでいただきありがとうございます!
新年最初がこの更新はどうなんだろう?と思いつつ
100話までもう少しお付き合いいただけますと幸いです。




