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黒猫の図書館  作者: あるる


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第87話 思い

 やあやあ、こんばんはー!


 どうしたんだい? なんか悩んでいるように見えるけど?

 ボクらときみたちの違い?


 うーん、そうだねぇ……まあ、存在として全然違うのは確かだね。

 ボクらを形作ったのはきみたちの思いや願いや様々な感情だね。


 でも、人の気持ちは変わっていくものだろう?

 ボクたちも変わるし、でも同時に変わらないんだ。


 あはは、ちょっと謎かけっぽいよね?



 ◇◆◇◆◇◆◇



 思い、って一言に言っても様々な思いがあるよね。

 優しいもの、悲しいもの、怒り、妬み、ほんと千差万別。


 でもね、やっぱりマイナスな感情による思いの方が強烈なんだよね。

 想像つくだろう?


 絶対に許さない!!!


 とか


 死にたくない! 誰か助けて!!


 とか

 こういう感情は物凄くインパクトが強くて

 更にそこに『死』が絡んだら完璧だね~。


 ヘドロのように濁って、いつまでもいつまでも

 そこにべったりと着いて離れない。



 その思いからうまれた存在が弱い訳はないよね?

 しかもさ、そういう感情や思いは滅多に変質しないし

 変質する時は良い方には行かないんだよね~。


 分かりやすい変化を言うと

 特定の存在への恨みが、無差別への呪いになるとかね~。


 ね、最悪でしょ?



 でもねぇ、根っこの部分は何も変わってないんだよ。

「許さない」「呪ってやる」のままなの。


 だから、ボクたちときみたちとの大きな差はそこだね。

 追加、外側部分が変化する事はあっても、ボクらの本質は変わらないのさ。


 だって、ボクらはそう『在れ』として生まれたんだもん。


 そしてきみたちは、自らの破滅を願う事のある不思議な不思議な存在。

 非常に興味深くて、ボクはいつもワクワクしてるよ!


 きみの見せてくれる感情

 きみの描き出す物語

 きみが望むこの先の未来



 ボクらは描けないものばかりだからね!



 ◇◆◇◆◇◆◇



 本当に、本当にボクはきみが毎日来てくれて嬉しいよ!


 きみがボクと話、様々な話を聞いて、どう思うのか

 そしてきみがどう変わって行くのか、とっても楽しみ!


 さあ、今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

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