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黒猫の図書館  作者: あるる


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第76話 いわく

 やあ、こんばんはー!


 え、今日は古典的なお話がいい? もちろんだよ!

 古典派原点にして至高だからね!


 触れてはいけないなにかに触れてしまった

 カミサマ絡みのお話なんてどうかな?


 もうひと捻り? えっぐいことしようとするなぁ!

 でも、面白いし、試してみようか!



 ◇◆◇◆◇◆◇



 その場所の工事は何度も行われて、中断して再開して

 なんとか終わったかと思うと、また工事で気付いた時からそこは工事していた。


「なあ、あそこって工事終えることあるんかな?」

「あーあの万年工事現場?」

「そうそう」

「あそこなぁ……」


 悪友のアライが言うには新井のばあちゃんが子供の頃にはここには小さな神社があったんだけど

 なんか神社の統合? とかでここにあった神社は取り壊され、ご神体だけは移されたらしい。


「へー! 神様もシェアハウスするんだな」

「なー。でもさ、移ったのって神様だけで神社自体は壊されるって大丈夫なのかな?」

「何が?」

「神社だと御神木とかなんか曰く付きのなんかとかあるじゃん?」

「あー……そういうこと?」

「そそ、なんかの封印が解けたー! とか、神の怒りがー! とか良くあるじゃん?」

「お前マンガの読み過ぎだよ!」


 ゲラゲラと笑い合いながら帰ろうとした時、刺すような視線にぞくっとして振り返ったけど誰もいなかった。


「どうした?」

「いや、気のせいだった。行こうぜ」

「お前、それフラグだわ」


 そう話しながら帰ったその夜、友人の冗談が本当になったことを実感した。


 オレは暗闇の中、必死に走っていた。


『……なんで、なんで……なんで!!』


 何かに追いかけられ、鋭い何かで切り裂かれ、首を絞められ

 もうダメだと思い諦めかけた所で目が覚めた。


「うわぁっ!」


 夢で良かったなんて、一ミリも思えなかった。

 首に残る痣、ナイフかなにかで切り裂かれた時の痣、全てが残っていた。


 あれは何て言っていただろうか?


「なんで……か」


 何が何でなのだろう? と悩んだオレは昔あったという神社について調べたが

 特になにも情報が出てこなかった。


 早く原因、理由を突き止めないと、日々オレの体は傷つき

 もういつまでもつか、分からない……。



 暫くして、一件のニュースが世間を騒がしたという。

 長年工事中だった現場から人骨が出たと。


 それも古いものから、新しいものまで……。



 ◇◆◇◆◇◆◇



 情報が残っていないのに「何故」と問い詰められるとか

 理不尽だよね~。


 まあ、その理由は分かりやすかったけどね。


 さあ、今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

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