表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒猫の図書館  作者: あるる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

53/105

第53話 スーツの男

 やあ、こんばんは!


 ふふ、今夜はどんなリクエストをくれるのかな?


 ああ、怪しいスーツの男性!

 あの有名な都市伝説のお話だね!


 確かに彼らが来る条件って宇宙人に関わった時って言う説が有名だけど

 他にも色々あるんだよ。


 今夜は彼らの秘密を少しだけ話しちゃおうかな!



 ◇◆◇◆◇◆◇



 人々は何故か『都市伝説』とか『心霊』と言うものに惹かれる。

 特に都市伝説は人の中で生まれ、育ち、一人歩きを始める。


 非常に厄介なのは、これらは人から人へと『感染』する。

 話しを聞いた人が、次の人へと伝えられる。


 風邪やインフルエンザというよりも

 コンピュータウイルスをイメージした方が正しい。


 怖い、面白い、興味を惹かれる、そこにヤツラはつけ込んでくる。

 そして、ヤツラと関わった人間は狂う。


 ヤツラを殲滅するのは簡単ではなく

 全ての人間の記憶を操作することもほぼ不可能だ。

 なので、私たちは関わった人間が少ないタイミングでの浄化が求められる。


 私たち自身も既に都市伝説の一部となって取り込まれている。

 それを利用して、ヤツラを『意味付け』することで存在が『固定化』される。

 固定化された存在は、その存在意義を失うと消滅するので対処しやすくなる。


 今回のターゲットは最近流行っている長身女性型の都市伝説だ。

 対処方法として、特定地域にしかいない、という設定からすると

 その地域から出してやれば消滅するだろう。


 私たちはチームで連携して、都市伝説のターゲットが狙っている子供を囮に

 ターゲットをおびき出し、ヤツを確保。


 車などを使って無理やり領域から引きずり出すと

 推測通りヤツは消滅した。


 協力して貰った少年の記憶は調整し、

 私たちの任務は終わった。


 私たちは人々に知られてはいけない存在だ。

 人々の生活を守るために、都市伝説を消していくためだけに存在する。


 次のターゲットは心霊や都市伝説を好む君の元かもしれない。


 ◇◆◇◆◇◆◇


 中々凄い奴でしょう?

 アレ自体が都市伝説なのに、都市伝説が都市伝説を消すんだからね~!


 あっさり、当たり前のように人間の記憶を操作しちゃうとか。

 ボクは怖いなぁ~。


 さあ、今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ