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黒猫の図書館  作者: あるる


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第3話 公衆電話

 いらっしゃーい。

 ここに来るのもすっかり慣れた感じ?


 嬉しいなぁ~同好の士って奴だよね!

 ボクの図書館の常連さんが増えてくれるといいな!


 君が常連さん、最初の1人になってくれるかい?

 わあ~!こんな嬉しいのはホント久しぶりだよー!


 じゃあ、今日はとっておきのお話しを紹介しちゃうよ!!


 都市伝説って知ってる?

 いつのまにかみんなが知っているこわ~いお話しのアレ。

 最近だと八尺様とか流行ったね!


 今日は、むかーしからある都市伝説の1つだよ。

 公衆電話がたまに鳴る事があるのは知ってる?


 大抵は間違い電話で偶然かかっただけで問題ないんだけど……

 出てはいけない電話もあるんだよ。


 ◇◆◇◆◇◆◇


 休日出かけた帰り道、スマホの電源が切れて生憎近くにスーパーもコンビニも見当たらなかった。

 旅行で来ている場所で、正直場所も良く分からない。


 参ったな~と思いながら道沿いをぽてぽて歩いていたら、昔ながらの電話ボックスがあった!

 不幸中の幸いだ~と早速電話の受話器を取る瞬間


 僅かに電話が鳴った。


「えっ…」


 耳にはザー、と明らかに繋がっている音がする。


「えと、もしもし?」


 プツ、ツーツーツーという音を立てて電話は切れてしまった。


 なんだったんだろう?と思いつつも10円玉を入れて友人の番号にかけるが繋がらない。

 電波のない所にいるとのアナウンスがあり、留守番電話に繋がった。


「もしもし、美奈?あたし、エリカなんだけど、ごめんちょい迷った上にスマホ電源切れてー。

 迎えに来てくれないかな?

 場所は×××町三丁目って交差点近くにある電話ボックスんとこ~。

 マジごめん、よろしくね」


『エリカ』


 小さく自分を呼ぶ声が聞こえた気がしたけど、気のせいかとそのまま切る。

 それからしばらくエリカは所在なさげに電話ボックスの近くをうろうろしていると、ふいに公衆電話が鳴った。


 もしかしたら美奈かも?と思ったエリカは迷わず出ると


『エリカ、おまたせ。迎えに来たよ』


「えっ?」



 美奈がエリカを迎えに着いた時、電話ボックスには電源の切れたエリカのスマホが落ちていて

 電話の持ち手は外されたままとなっていた。


 そして、エリカは見つからなかった。


 ◇◆◇◆◇◆◇


 ひゃあ~まさかこんな事になるなんて!

 エリカさんは今どこにいるんだろうね~。



 今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

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