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黒猫の図書館  作者: あるる


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25/105

第25話 アルバム

 やあ、こんばんは!


 ねえねえ、きみは映えとか好きな方?

 美味しそうなものとか、推しのアクスタやパペとかと撮ったり

 みんな楽しそうにしていていいよね~。


 思い出はアルバムにするのかな?

 でも、アルバムって久々に見返すとちょっと恥ずかしいよね。



 今日は、そんなアルバムに纏わるお話しだよ。


 ◇◆◇◆◇◆◇



 十何年ぶりかに小学生の頃の同窓会をする事になり

 幹事四人の内の一人に選ばれた。


 たまたま私が卒業アルバムをもっていたので持って

 他の幹事たちとクラスメイトを確認しながら住所や電話番号を調べる事になった。


 順調に各クラスメイトの連絡先をまとめている時に

 ふとアルバムが汚れているのに気付いた。

 残念だなと思いつつ、ティッシュで拭いてみるが変わらない。

 思わずため息が出てしまった。


「ユリ? なにかあった?」

「うん、ここのアカネの写真に汚れがあるから」

「えっ? ……うーん、大丈夫そうに見えるよ?」

「えっ、あれぇ??」

「ユリずっと文字見てて疲れたんじゃない? ちょっと休憩しようよ」


 確かに汚れているように見えるのに……。

 ノリコには見えないようだ。

 もしかしたら目の病気かな? なんか視界が欠ける病気あったよね?

 それだと嫌だな、と思いつつそのまま作業して九割の人への連絡は終わった。


 大体誰かが誰かと繋がっているから

 どんどんグループDMで繋げれば同窓会DMがあっという間に出来上がった。



 同窓会実施の日が近づいたある日、ノリコから同窓会DMに連絡が入った。

 なんと、アカネが交通事故で亡くなったと言うのだ。


 突然の事に驚きつつ、かなりの人数がお通夜に集まり

 あまりに早い同級生の死に泣き崩れていた。


 帰宅した後も、あまり実感がないまま片付けをしていた。

 この間引っ張り出した卒業アルバムがちょうど目に入り

 改めて友人を亡くしたのだ、と悲しみを噛みしめていると

 またアルバムに汚れがあった。



 しかも、今度はノリコだった。



 一ヶ月後、ノリコは事件に巻き込まれて亡くなった。

 ノリコにはアルバムの件は話せなかった。


 卒業アルバムを恐る恐る開くと

 今度も汚れが増えていた。


 汚れていたのはユリ、そうワタシの写真だった。



 ◇◆◇◆◇◆◇



 なんで亡くなる人を教えてくれるんだろうね?


 これが何かの復讐とかなら分かりやすいけど

 不思議だね~! 理不尽だね~!


 でもさ、原因を突き止められたら面白いよね!



 さあ、今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

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