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黒猫の図書館  作者: あるる


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18/105

第18話 缶飲料

 こんばんは!


 急に涼しくなったね!

 朝夕はもう一枚ジャケットがあったほうがホッとしない?


 そろそろ炭酸とかも売り上げが落ちてくるから

 在庫を気を付けないと!


 きみは炭酸って飲む?

 どんな季節でも飲める方かな?


 じゃあ、このお話はちょっとドキっとするかもね!


 ◇◆◇◆◇◆◇


 私の友人のアヤはとにかく炭酸がないと生きていけないタイプだった。

 アヤはその中でも特に「Pコーラ」と言うあるメーカーのコーラを愛飲していた。


 その中でも特に缶に入っているレモン味がお気に入りだったのだが

 残念ながら廃版となってしまった。


 定番として残れなかったのは残念だけど、まあ良くある事だしな

 ……と私は気にしてなかったんです。


 でも、アヤが徐々に態度がおかしくなって行った。

 タバコやアルコール依存症の人がタバコやアルコールを切らした時のような……。


 でも、そんな噂は聞いた事ないし、成分表とかみても依存性のあるものはない。



 アヤ自身は自覚がないようで、

 最近ずっとイライラしている事も顔色が悪い事にも気付いてない。


 それでも、少しでもアヤに元気になって欲しくて

 他の炭酸を差し入れたりしてみたんだけど違ったみたいで

「ありがとう」

 と答えてくれつつも、ちょっと寂しそうだった。



「アヤ、最近やつれてるけど大丈夫?」

「えっ、そうかな? ん~~分かんないや、あんま自覚なかった」

「Pコーラ、やっぱりない?」

「通販で見つけて買ったんだけど、ペットボトルのせいかなんか違ったんだよね」

「そっかぁ、お気になくなると寂しいね~」



 それから何日かしてアヤから連絡が入った。

 どうやら「Pコーラ」が見つかったらしい。


 けど、元気そうだったのはその日だけで、翌日からまたやつれたアヤを見かけた。

 アヤは元の風貌が分からなくなるほど痩せていて

 一瞬分からないほどだった。



 あまりの状態に入院させられたと聞いてお見舞いに行ったけど

 遠目に見たアヤはとても生きているとは思えない状態だった。


 ろくに話せなくなっていたアヤに掛ける声も思い浮かばず

 私はそっとお花だけ置いて帰った。



 未だにアヤのあのコーラへの依存性は謎のまま

 他にも何人も飲んでいたのに。



 ◇◆◇◆◇◆◇



 飲み物に一体何が入っていたんだろうねぇ~。


 もしかしたら、きみのコーヒーにも?

 なんてね!



 今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

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