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黒猫の図書館  作者: あるる


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15/105

第15話 邸宅に潜むもの

 こんばんは!

 今夜は雨だけど濡れなかったかい?


 まだちょっと蒸しているから

 今日は冷たい飲み物とヒヤッとするお話しはいかがかな?


 そう言ってくれると思ったよ!


 さっそく、今日は建物に纏わるお話をどうぞー!



 ◇◆◇◆◇◆◇



 軽井沢にはまだ元華族の邸宅などが残ってい管理などの大変さから

 手放された邸宅もそんなもののひとつ。

 大正から昭和初期に建てられたと言う建物は当時流行っていた

 アール・デコ様式を中心に和室などもある邸宅はシンプルかつ

 洗練されたデザインは現代でも美しく

 同時にノスタルジックでホテルの顔として非常に魅力的になるだろう。


 そうここを購入されたオーナーは自分の別荘にするかホテルにするか

 改装してホテルにするかの判断をするために自分を派遣した。


 庭の手入れなどは必要だけど、刈込みくらいで済みそうだ。

 一階の来客サロンはそのままサロンとして、舞踏室はレストラン、温室はカフェに改装するのは問題なさそうだった。

 掃除もされており、そこまで大掛かりな清掃も不要そうなのは助かった。


 後は客室をどれだけ確保できるか、二階を調べる事にした。

 間取りを見ると、流石華族の邸宅だけあって主寝室の他に寝室が四室、客室三室。


 実際の部屋の状態を見に二階に上がり、まず主寝室を見に行く。

 長らく無人だった邸宅の二階は流石に埃が積もっていて歩くと足跡が残っていた。

 二階は徹底的な清掃が必要だ。


 主寝室の鍵を回すと少しキィと引っ掛かる音はしたが、問題なく扉は開いたので

 中を確認すると真っ暗だった。

 カーテンがきっちり閉められているのだろうと中に一歩入ると

 目の前に眼球と歯がむき出しの存在が目の前にいた。


「うわぁああああ!!」


 思わず、後ずさって尻もちをつくが

 その人影は追ってくる気配はなかったので慌ててドアを閉めた。


「はあ……はあ……なんだったんだ」


 そのまま主寝室の鍵はかけて

 気を取り直して次は隣の部屋を確認するため鍵を開ける。

 そっとドアを開けて隙間から覗くとまたしても眼球がむき出しの顔が!!


「っ!!」


 またしても、あの眼球と歯だけが見える人物だった。

 二回目だ、流石に見間違いはありえないだろうが、残りの部屋も確認する必要がある。

 意を決して残りの寝室と客室を確認したが……。


 全ての部屋に奴がいた。

 自分は気が狂いそうになるのを堪えながら、オーナーへ早急に手放すように連絡した。



 ◇◆◇◆◇◆◇



 綺麗な邸宅にいる怪異って、浪漫あるよね!

 しかも雰囲気の良い邸宅なんて!


 じゃあ、今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

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