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黒猫の図書館  作者: あるる


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第12話 虹色

 いらっしゃいませ~!

 やあ、こんばんは!


 最近は涼しくなって過ごしやすいよね。

 でも、気温差が激しいから風邪には注意だよ!


 さてさて、今夜はちょっと謎めいたお話しをどうぞー。



 ◇◆◇◆◇◆◇



 某日東京某所にて

 とある少年の従兄弟が他県で不審死したため直前に一緒だった少年に当時の状況を聞くことになった。




 マサシはオレのひとつ上の従兄弟で

 ばあちゃん家に行くと色んな事を教えてくれるんだ。


 裏山の隠れ家とか

 海でクラゲ釣りとか、すっげー楽しいの!


 でも、マサシは病気になっちゃったんだ。

 だから、オレは止めようって言ったのに……。



 あ、えっとね、いつもオレ達が釣りに行く裏山の奥にある釣り場があるんだ

 足元も不安定だから、やっと去年から子供だけで行って良くなったんだけど

 そこでめっちゃキラキラ光る魚を見たんだ。


 長かったから、もしかしたらウミヘビかもだけど

 虹色でキラキラしてて、マサシも初めて見たって興奮してて

 でも素早くて全然釣れないし、捕まえるのも無理で諦めて帰ったんだ。


 マサシはどうしても捕まえたかったみたいだったけど

 暗くなってきたし、危ないしもう帰ろうって言ったんだ。


 でも、マサシは諦めて無かったみたい。

 一旦家に帰った後また出かけたらしくて

 夜になっておばさんがばあちゃん家に来てマサシが帰らないって。


 オレ、もしかしてって思ってすぐ裏山のキラキラ光る魚の話をして

 大人達がマサシを探しに行ってくれたんだ。


 それで、マサシは見付かったんだけど……

 なんか様子がおかしいって次の日から入院になって、オレもお見舞いに行ったんだ。


 そうしたら、マサシ笑っているかと思ったら怯え出したりして

 全然いつものマサシじゃなくて。

 オレ、思わず「どうしたんだよ!」って声かけたんだよ。


「……虹色が、待っている。

 ふっふふふふ、あはははははは!!」


 その後は全然まともに話せなくて

 そのままこっちに帰ってきたんだ。


 その後マサシがどうなったかは分からないんだけど

 マサシが言っていた事は分かったよ。


 あのね、綺麗な色は危険信号なんだ

 虹色は……手遅れ、かな?


 オレが知ってるのはこれだけだよ。

 じゃあね!バイバーイ!



 少年が去る前に、スマホで撮った虹色の魚の写真を共有してもらっていた。

 写真なのに不気味に蠢いているように見えるのは、気のせいだと思いたい。



 ◇◆◇◆◇◆◇



 綺麗な花にはトゲがある。

 綺麗な魚は、なにがあるんだろうね……?


 写真で見るだけなら、何もないかも?ないよね?

 写真だけで何か起きるなんて怖すぎる~!


 今宵はこちらでお終い。


 また次のお話しを楽しみにね!

読んでいただきありがとうございます!

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