表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私の年末年始

作者: はやはや

 私は年末年始が苦手だ。と、今年気がついた。


 何が苦手なのかというと、クリスマス前から浮き足立つ街や人の雰囲気。年末になり「忘年会だ、うぇーい! お疲れ! 乾杯!」と盛り上がる人々、「来年はいい年にするぞ!」と妙に熱意を振り翳す人。

 そういう方々が悪いとか鬱陶しいとかは思わない。ただ、気後れしてしまう。


 それからテレビが延々と再放送や特番になること。CMでクリスマスまではケーキやチキンが神のように崇められていたのに、26日からは黒豆や餅が神のように崇めらること。手のひらを返したような変更に、イラッとしてしまう。せめて26日27日あたりはケーキやチキンに「クリスマスを盛り上げてくれてありがとう!」という感謝の期間を設けて欲しい。


 スーパーでもクリスマスまではケーキやピザ、チキン等クリスマスを盛り上げるための商品を一押しするのに、26日からは餅や正月用食材が一番目立つところにくる。クリスマスや正月の期間だけ、それらをよいしょ! してその期間が終われば「はい、終了」とばかりにさっさと定位置に戻す。

「ちっ! 何だよ。都合のいいように扱いやがって!」

 と、それらの食材達が悪態をついているような気がしてしまう。だから、もうちょっと、それからを労ってあげてほしい。


 そんなこんなで、私は世の中の流れとノリについていけず、年末年始は心が落ち着かない日々を毎年送っている。

読んでいただき、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ