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旦那がてぇてぇ
疲れた…。
なんとも言えない疲労感に襲われながら
私、佐倉澪は帰路に着く今日最高の幸福を獲るため。
ガチャッ
自宅に着きドアを引く。
「ミオちゃんおかえりなさい!」
奥から聞こえてくる可愛らしい天使のような声。
バタバタと玄関までやってくる少女、いや少女の見た目をした私の夫佐倉美咲だ。
「ご飯にする?それともお風呂?」
艶やかな長髪を揺らしながら、首を傾げる美咲。
うん、尊い。
「えっと、ただいま。それじゃ〜ご飯にしよっかな。」
「うん♪それじゃカバン持つね」
私、美咲にカバン預け一緒にリビングへと向かう。
最高の癒しが私を待っているのだ…。