卵かけご飯
茶色いお茶碗の隣に、98円で売られていた生卵を並べた。
そして、その生卵を片手にとり、お茶碗の角に叩いてヒビを走らせた。
ヒビに親指を当て、その他の指で生卵を添えて中身を出した。
そして、生卵の殻をゴミ箱に捨て、生卵が入ってるお茶碗に味塩、しょうゆを少々たらしかき混ぜた。
そして、別のお茶碗に熱々の白米を入れ、その上にかき混ぜた生卵を降り注いだ。
ご飯の熱で、白身はより白身を増し、黄身は醤油の色で少し褐色になっていた。
そして、出来上がった卵かけご飯を口の中に書き込み、咀嚼した。
その瞬間、口の中にガリッとする違和感が走った。
そして、勢いよく口の中に入った卵かけご飯を吐き出すと、その中には、殻がついた咀嚼出しご飯がみえていました。




