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六人の女王  作者: 初終
一章 プロローグ
9/25

平和な日?

今日は、敵もこなかったし、仕事も対談とかはなくて、平和で楽しい一日だった。


ふと、カーテンを開けてみた。

────ああ、今日は満月か────

いつもより、月が大きいような気がする…綺麗だ。

後ろから、ノックの音が聞こえた。きっと琉加だ。

ドアを開けて、琉加を部屋に入れる。

「ねえ、琉加。満月が綺麗だよ」

「ああ、本当だ。…それに、普段よりも月が近い」

窓を開けて、ベランダにでた。

雲ひとつない空。月も星もよく見える。


「あ、流れ星!」

「え?どこ?」

「ほら、今、こっち!」


きっとみんなも、この空を見ているんだろう。蕾架は星が好きだから、喜んでいるだろう。

こんな日が続けばいいのにな。闘いなんて、無くなればいいのに。

大好きな人達と、毎日一緒にいられる。隣には、常に琉加がいる。

それだけでも、きっと私は幸せなんだろう。

笑みが、こぼれる。

ああ、幸せだ。




誰も、気づいていなかった。琉加も、玲香も。

気づいていたのは、空良と蕾架だけ。

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