表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
六人の女王  作者: 初終
一章 プロローグ
7/25

イタズラ(二)

玲香に借りた鍵を使って、中に入る。そっと覗けば、羽毛布団が膨らんでいる。二人ともぐっすり寝ているみたい。

空良と頷き合って、こっそりと中に入った。


玲香達は水鉄砲を持っていったみたいだけど、わたし達はおもちゃのピストルを持った。音だけが出る、運動会でよく使うあれ。

耳に近づけ過ぎると危ないから、腕をのばす。

と、いきなり空良が小声で、

「蕾架は椅子に乗って!」

…確かに、確かに身長低いけど、百五十センチないけどさ。まあ、口には出さないけど。

ベッド脇にある机の椅子の上で正座して腕をのばす。

小声の合図で、同時に鳴らす。

「 うあ?」

「うおお!?」

衣愛姉は流石の落ち着きぶり。光彦は良いリアクション。

「…大成功」

「おはようございまーす」

きっと向こうも今頃終わったはず。楽しかった。お腹すいたな、朝ごはんはなんだろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ