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~人物紹介~

~人物紹介~(ここでの紹介には前作【ゾンなめ。】のネタばれが入っています、注意!)


【ライバー家】

☆フィンレイ・ライバー(17)

ライバー家の次男坊、前作からひとつ年を重ねました。

田舎町の貴族として楽しく過ごしていたが、祖父や兄によって自分は運命の激流にのまれてしまったとはきっと彼が今思っていること。

現在、大都会の圧倒的スケールに打ちのめされ。ホームシック&虚脱状態。まさに彼自身がゾンビの如く、言われたことをほいほいと聞いてしまう。どうした、それでいいのか主人公の1人。


 ライバー家で一番若い彼はこの中では比較的善人そう。大きな目、眉が太くて繋がりそうなくらい、細い顔の特徴はそれぐらい。かろうじて中肉中背でスラッとしているが、きちんと鍛えられている。

盾と剣を持てば普通の傭兵くらいなら余裕出たたたっ斬る実力はあるらしい、そこはさすがに竜殺しの孫。

他にも、左ストレートで撲殺。この世界ではありえない摩訶不思議なプロレス技でうっかり殺傷もできる。



☆グリフィン・ライバー(24)

 長男、フィンレイの実の兄。つい先日まで田舎町の屋敷に7年程引きこもっていた。冗談とはいえ実の弟にすら人間扱いされない人。かなり短気。恐ろしく外道。ようするに悪党。

 10代で女遊びと悪い事を覚えて全力で行く。

 そのせいでまだ20年を少し生きただけなのに、もうなにかいろいろと過去に隠し事があるらしい。


 前回はおっかない女神の方棒を担いで田舎町に潜んでいた邪教の集団を一人残らず歩く死者にした。ちなみに後日、彼等一家の手でそいつらをきれいに処分したせいで町の住人達に憎まれてしまう、要するに元凶だね。


 外見はかつては今のフィンレイのようだったらしいが、今では見る影もない。

ずんぐりした体、丸顔、首が短くてないように見える。デブと罵声を浴びせられるが、実際服の下はモコモコと筋肉が盛り上がっている。なのに盗賊っぽく体重を感じさせない、軽やかな足取りは見ている者をたびたび気持ち悪がらせている。

 小剣2刀と素手を変則的に使い分ける。流派などは現在明らかにされず。

 また、なにやら魔法とは違うアヤシイ力をふるうのだが、それは悪い神様とお知り合いになった証であるらしい。そして当然だが、それをつかうと大抵人が死ぬ。



☆ケイン・ライバー(もうすぐ70才)

 若いころ貧乏であったため傭兵をしていたが、竜殺しで勇名をはせた一族の当主。この国(三国連邦)で唯一のドラゴンスレイヤーである。

とはいえ、今は見る影もないお爺ちゃん。衝動的でから回るところあり。肝っ玉が座ってるのか、とにかく変なところでマイペース。


 前回、旅先で見た”夢”が、彼に一大決心をさせてしまったが。そのせいで引き寄せられるように面倒事に巻き込まれていってしまった。ちなみに本人は生贄にされそうになって、すやすやと寝ていただけであったが。

 ドラゴンスレイヤーでありながら、最弱の化物と呼ばれるゾンビのハンターになるというイカレタ夢を掲げた。現在のライバー家は、彼のこの考えの実現を目指して行動している。

 ちなみに当然だが、そんなカテゴリーは公式には認められていないし。未だに彼等自身が自称しているだけだ。

 今回、田舎町での半隠居生活をきれいさっぱり捨て去り。心機一転、ウィンター・エンドで再出発を誓う。とはいえ、色々と悩ましいことでいっぱいのようだが。



★ファーギー(19か20)

その過去も本名も不明。

自称、傭兵というか元傭兵を名乗ったが、ケインとグリフには彼女のその過去は嘘だと一発で看破されてしまった。

とはいえ、都合が悪くないからと追及もされずにそのままにしている。それもどうだろう。

 暴れるのが大好き、相手に血を流させるのが好き、な脳味噌が筋肉とエロでつまっている。過去は振り返らないは座右の銘になりそうだ。


 最初に見た時に美人、ではなく可憐だ、と評したのはフィンレイの談。

 本人もそれを自覚しているらしい。薄い赤みのある髪は両方に前後にひもで縛ってたらしている。

 軽装の革鎧を着ているが、上は肩どころか鎖骨まで。下は足の付け根から伸びる美しい脚線美がくっきりとむき出しというエロ仕様。なのにその体には不思議と”傷一つない”。

 作中では触れていないが、彼女の愛用の武器。2本の手斧は人間世界ではなかなかお目にかからない代物である。こいつを彼女は頭から飛び込んでいって、相手を思う存分に切り刻むのがいつものやり方となる。


 前回、田舎町の酒場でくすぶっていたところ。

 その酒場に突撃してきたライバー家の兄弟が殺戮ショーをやってしまったのを見てついてきてしまった。そして彼等のブチ上げた構想にいのいちばんに参加を表明。めでたくライバー家に雇われることになった。といっても、今はケインの護衛ということになっているが、ギルドメンバーの第一号の予定。

 なんだかんだあっても、ここが気にいったらしい。田舎町からも出て大都市に来たことでますます元気になっている。



○レイラ/エリー

サフ族と呼ばれる犬の顔と毛と尻尾を持つ種族の女達。

 親子でライバー家に仕えている。元々はグリフの専属だったが、現在はこの危険な一家で唯一のメイド達である。

 彼らサフ族は一般では戦闘民族とよばれる、高い闘争心と戦闘力。かなり理解に苦しむ思考の持ち主といわれている。そのため人の世界に彼等の姿を見つけるのは難しい。

だがそのせいだろうか、犬顔とその狂暴性からたびたび人狼と間違えられたり、人狼として狩り立てようとする者達があとをたたない。

 もっとも一撃で仕留めそこなうと、その後に待っているのは恐怖だけだが。


 母親のレイラは彼等の家に最初からメイドとして勤めていた。娘のエリーはどうやら剣を扱えるらしいが、持たないように指導されているようだ。

そしてエリーの趣味は読書。好んで読むジャンルは、昼メロ調のドロドロした恋愛ものをこのんでいる。ちなみにそんな妄想を実践するのも見学するのもオッケーらしい、相手がいないけど。



※帰還者と盗賊達はバカ騒ぎ 編※

【盗賊ギルド】

★ウ-テウィング

 エルフの娘。元々は森に住んでいた彼女は”追放”されたためにエルフの世界にいることができず。人の町へと降りて、流れていた。

 ウィンター・エンドにてマッカローニと知り合い。盗賊見習い(?)となる。

実際の所、人間どころか盗賊ギルドですらなじめていない彼女だったが。他に行くあてもなく、恩人のマッカローニと離れがたいこともあってこの町にいた。

 その恩人によって彼女はこれから悪魔共のもとへと放り込まれると、誰が想像しただろうか?


 戦闘は好きではないという常識人。

特に剣などは苦手で、エルフらしく弓を使うことならできる。ちなみに短弓をつかい、これは唯一故郷から持ち出せた品であった。



○マッカローニ(40代)

 人なので食べれません。盗賊ギルドの幹部の1人。

グリフとは倍近い年齢の間柄だが友人らしい。短くマックとかおっさんとか呼ばれてる。


 前回、焚きつけた友人がいよいよ自分の町に飛び出してきたことで色々と迷惑を受ける人。まぁ、迷惑もかけるけど。

 ウ-テの扱いにいろいろと苦慮しているふしがあるが、これまではどうにもできなかった。



○コヨーテ

 エルフだが盗賊ギルドの幹部の1人。実動部隊を率いる役目を背負っているらしい。

 マッカローニとは”相棒”と呼び合うほど一緒に仕事をすることが多い。

エルフ的事情から、ウ-テの存在をまったく受け入れられないでいた。視覚に入っただけでイラッとし、近づこうものなら怒鳴りつけるというくらい。もし接触したら絶対にヤバイことになるだろう。このせいでマッカローニは色々と悩ませることになっていた。


 今と違って、別の町に居を構えていた盗賊ギルド時代。そこに現れたグリフと、なにやら最悪の出来事があったらしく。グリフは彼女に殺意を平然と向けようとする。

 本人もそれがわかっているのか、多分2人っきりには絶対になろうとはしないだろう。そうなったらどうなるか、誰の目にも明らかなのだから。



○レオン/レギニータ

 盗賊ギルド幹部。

片方は地上で質屋をやっている。もう片方は地下で盗賊だけのレストランをやっている。結婚して今は子供がいるらしい。



○ベルンガルド

 盗賊ギルドの所属する、盗賊の癖にでかくてどこから見ても戦士にしか見えない。でも、盗賊。一応、警備関係についているらしい。結構いい奴。



○バボ

 盗賊ギルドに所属する若き盗賊。

 現在「エルフ娘をモノにする」ゲーム(賭け)の挑戦者である。粘り強くウーテにつきあい、ハグとかキスとかすることで勝利しようと頑張っている。

 賭けとか最低?なにをいうのか。そこを越えねば真の愛をてにいれる勝者になれないのだからしょうがないのだ。



○その他の盗賊さん達

 盗賊ギルドの人達。恐ろしいのが戻ってきてビビってました。



【バートリー団】

●テレンス バートリー

 団のボス。通称、『組織』と呼ばれる下層を取り仕切る連中のひとつである。上層を丸ごと手にしていた。

 どうやらおっぱいの大きい若い娘を近づけると運が落ちる気がします。



●名無しの団員達

 名前はありませんでしたが、墓と棺桶はきっちりと人数分用意させてもらいます。



※冬の終わりに 編※

★ティカ=カボーネ(不明)

魔術師達によって秘密裏に投獄されている魔法使いの少女。

親を殺され、その仇に囚われ弟子になっていた。

そんな彼女が、ウルバノ一行と鉢合わせた際に投降したことが騒ぎの発端となる。


★ヨニー=レーン(27)

奇人で有名な魔法使いの弟子の1人。

ティカの一件でウィンター・エンドに留まっている。

実は、ある隠しごとをしている。そろそろ運気が直滑降で落ちそうです、注意されたし。



○フローラ=バスティアー二(40代)

 ウィンター・エンドの魔術師ギルド、そのマスター。凛とした女性。

 ティカの運命とその行く末に憂い、ヨニーの存在にいら立っている。

ここでひとつアドバイスを、悩めるあなたを狙っている悪徳業者がいます。注意してください。



○ウルバノ=ラソ

 奇人?変人?それが何?がデフォの自由人。

 高名な魔術師にして、放浪癖もとい冒険家でもある。5人の弟子を連れ、あちこちを旅しながらギルドを訪れて回っている。ヨニーは彼の一番弟子となった過去がある。

 これほど面倒な男にも弟子になりたがる奴がいるのだと、当時は話題になったという。



○魔術師ギルドの皆さん

 幹部連中の皆さんには、そろって深呼吸をして血圧を下げましょう。



【悪い魔法使い】

●アリケス

 人間であるティカを弟子にしていた、エルフの師匠。極悪人の賞金首である。

 近いうちにヤギさんと仲良しになれそうです。



※死霊のはらわた 編※

★グリゼルダ・フェロン・ルシアーダ(18)

大商人ブルンネル家のもの、だといわれている。クレモーネの孫であると思われる。

不安定であった彼女はいつのころからか、言葉を発しなくなり。おかしくなっていった。


最近はさらに酷い状態になっており、助けられる者もいなくなったため。ライバー家になぜか話が行ってしまう。



○クレモーネ・ブルンネル

大陸東地方を代表する商人の1人。

グリゼルダの祖父、だと思われる。3人の妻と子沢山で有名。



○エドガー(ブルンネル)

グリゼルダの叔父を名乗り、実際に彼女の問題を依頼してきた人物。

クレモーネの息子と思われる。少し、問題のある人物。



●ル―ダとカリカ

グリゼルダつきの侍女。



●アンブラ

 田舎町に居ついていたアラサ―の死霊術師。かつての美人であり、とても研究熱心であった。

 邪神様をあがめていて生贄の儀式でよくフィーバーしていたが。

 前回よりにもよってライバー家の男共を狙ってしまったのが運のつきであった。恐ろしい神様の手引きにより兄弟を覚醒させ、教団は壊滅してただのゾンビ集団にさせられてしまう。そして自身もまた、その肉体はゾンビとなり果ててしまった。

 グリフと同じような力を持ち、おっかない女神様の知り合いであった。

 だが本人はグリフと直接ぶつかることを恐怖し、それを避けようとした。その魂は死した後、契約から女神の元に行くはずだったが。現在はグリフの持つ銀の腕輪の中に避難することでその運命から逃れようとしている。

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