プロローグ
初投稿です!
今日から更新していく予定ですのでよろしくお願いします!
俺の名前は斎藤奏楽。
勉強もスポーツも普通な、ラノベとアニメと漫画をこよなく愛するどこにでもいる高校生だ。
タイトルで勘違いしそうだから言っておくけど、別に左手とか右目に漆黒の何かを宿しているわけではないし悪を倒す宿命を持っているわけでもない。別に自らを主人公とした小説を投稿して、毎日魔法を使う特訓とか妄想をしているくらいだから俺は全然厨二病じゃない。
そんな俺が今どこにいるかというと…………
なんと、異世界にいます!!!!!!
コンビニに行こうと思って道を歩いてたら急に魔法陣が出てきて、気づいたら城の中で、なんか杖持ったおっさんたちが泣きながら
「やったぁぁぁぁ、召喚成功だぁぁぁ」とか叫びながら抱き合ってたわけ。
その瞬間俺は悟った。
「あ、これ異世界に来ちゃったやつだ。」と。
もうチョーうれしいに決まってんじゃん……!!!!!!
最高だよね!!!!
嬉しくて飛び跳ねていたら思わずすこしお漏らししてしまった。俺は生まれつきおなかが弱いんだ。
どうしようかと焦ったが、おっさんたちの涙が収まるまで三時間がかかったので、その間にトイレと服を借りて事なきを得た。
ようやくおっさんたちが泣き止み、俺は王がいる謁見の間に通された。
そこで待っていたのは、かっこよくてダンディなお兄さんではなく、はげで、デブで椅子にふんぞり返ったおっさんだった。
そしてはげでデブなおっさんは今この国が抱える問題について話し始めた。
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