この夢静けさでまぼろし或は真実になろうか
もしもこの世界が明日に終わりませば。
最初は風がゆきと一緒に突然に降て、速くて光が全てゆけ。
さらに水が硬結して景色激して変わりました。
色は色あせて、心地は心の中でこのようになりました。
人々は当然に驚き恐れた。
されどそんなことは無意義だなあ。
眩しい恐いはくものが瞬間に馴染み未だ世界をすべて詰めされた。
その後は終焉が踊り来りた、しからばそれが自ずから我が見てできて最後の景でした。
その後、
何もは消えて、この魂は永遠の静けさへ沈み込めた。
それは楽気のような感情でした。
何も知らできずさらになにも考えられぬ。
されども、我が再び光を見た。
ここで、
その壊滅的な白さではなくて日常だけの陽射し一筋が面に向けて温く照らし、そうして自分が少し生きる思いを感じた。
「八月二十日、日曜日。」
浅野信義がこの日を思い出できる。
その終焉の十日の前です。
「この身が命を取り返し、、、か。」
生命の実感を感じながら信義がその時のことを記憶した。
「『世界之願い』、、、彼が自分と一緒になりましてその為時間を使ってできるですか。」
この思いが出して同時に彼の手が握ってある力を感じた。
「時間の力、、、ですか。」
その呪いはおのずからこの身の誕生からのように自分の記憶で現れた。
「でも、今は必要ないだ。」
信義が微笑みながらひらりのなかで眺めた。
終焉とおもう後けれど生きているできて誰も喜びを感じできる。
人々は当然に感情の集まりものだ。
信義がふたたびこれを一層の深き理解を得て、学校の地へ行きました。
終焉の時は近いけれども、自分はまだ一つの学生だなあ。
而してこれは大変必要です。
余りの時間で自分の未来を握りましょう。
信義は更に明る顔を示した。