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11話 それぞれ

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11話 それぞれ


中原光輝総理大臣は秘密裏に皇居に出向いてる。


陛下との会談である。


中原光輝総理大臣『日本国の行く末に付いてのご相談があります。』


陛下『総理。転移後の日本を良く率いてくれた。感謝してますよ。』


中原光輝総理大臣『ありがとうございます。陛下のお言葉で報われました。』


陛下『国民が餓える事無く過ごせるのは総理と閣僚と省庁が日々努力したからですよ。』


中原光輝総理大臣『はっ!』と頭を下げる。


中原光輝総理大臣『日本国は一国では成り立ちません。外地…大陸の国々と繋がりを持ち発展しなければ成らないと思ってます。』


陛下『此方から出向くと言う事は戦争になるかね。』


中原光輝総理大臣『この世界の文化水準は中世欧州です。弱気者は搾取されるか滅ぼされます。ある程度の強さを示さなければなりませ。でも、最大の外交努力で解決したいと思います。』


陛下『信頼してます。』


中原光輝総理大臣『陛下の信頼にお答え出来るように努力いたします。』


中原光輝総理大臣は皇居から総理官邸に戻り政務に励む。


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サルーク帝国帝都皇帝城皇帝の間

サルーク18世皇帝と内政卿ウミサハ公爵と外務卿ユルニタ公爵と帝都騎士団団長兼陸兵軍長官ニンヒタ侯爵が会議をしていた。


ニンヒタ侯爵『軍務卿ザバナ公爵が率いた征服大船団が大敗北して本人も戦死したと報告がきてます。船員や陸兵や海兵の帰還した者の話しによると日本国の船は鋼鉄で外す事無い長距離の光の矢?大砲?と空飛ぶ鉄竜からの攻撃で敗れた……。私は大袈裟に話を盛ってると思います。島国らしいので大陸国家の我等より優れてるのかもしれません。陸の上では負けません!鍛えぬかれた騎士団に歩兵はこの大陸一の強者揃いです。上陸してきたら海に落としてやるわ!』


外務卿ユルニタ公爵『日本国の戦船を拿捕して技術を得たいと思います。』


内務卿ウミサハ公爵『外務卿の意見に賛成です。大陸国家は海の戦は不利です。なら!日本国の船の技術を得て陸での戦力も充実します。この大敗は大陸統一に向けて新な戦力を得て悲願が達成できます。』


サルーク18世皇帝『うむ。皆の意見は分かった!であるが!帝国が小さな島国に負けた汚名を晴らさなければならない!新な戦船と新な海戦戦術を確立せよ!』

その時、皇帝の間に緊急伝令が来た。

『シーハー軍港街に日本国の鋼鉄の戦船が来た。迎え撃つ為に必要な指揮官は先の遠征で帰らず先の遠征に参加して者達は恐怖により動かない為に街と民を守る為に降伏する事を報告します。』


サルーク18世皇帝を始め内務卿ウミサハ公爵と外務卿ユルニタ公爵とニンヒタ侯爵は降伏だとっ!と怒りサルーク18世皇帝はニンヒタ侯爵にシーハーの奪回を命令した。


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ザンジバル大陸サルーク帝国軍港街シーハーに日本国から選りすぐりの各省庁からの若手がやって来た。


各省庁の職員は国防軍と警察庁と共に行政府と軍務省と領主邸を押さえた。


国防軍はシーハー領地の領地境に仮の陸空軍基地と防衛陣地を作り始めてる。

日本国国防陸軍施設部施設大隊が総力を上げて突貫工事である。


国産の11式高機動装甲戦車30両と11式軽装甲車50両と11式自動155mmりゅう弾砲100両とが配備された。


シーハー軍港街から領地境の間の草原に仮の滑走路1500メートル1本を建設する。出来上がれば空軍から戦闘機 哨戒機 偵察機 輸送機が配備予定である。


港も大型船が着岸出来るように工事が始まってる。


日本国政府が一番力を入れてるのが所謂亜人奴隷の解放である。

シーハー街では貴族や大商人や富裕層には奴隷がいてる。


ハイエルフ族 エルフ族 ポピット族を始めとする妖精族に狼 虎 熊 犬 猫 兎等の獣人族の解放である。


非道虐待に重労働奴隷や性奴隷を解放に向けて警察庁から刑事や警官に検察庁と国防陸軍警務隊が共同で奴隷を助けた。


サルーク帝国では当初亜人種は根絶やしにする予定だったが重労働と労働確保の為に奴隷にしてた。


あまりにも非道な扱いをしてた貴族や大商人や富裕層は犯罪者として逮捕監禁した。


シーハー街のスラム街にも手をくわえて反社会的組織を徹底的に逮捕し逃亡奴隷を保護した。


シーハー領とシーハー街の領民には日本国から病院施設で一年間の無料診察を行う事と若年層には学校教育を実施する。


日本国政府は降伏したシーハー領地とシーハー街に善政をして領民からの支持を得る為に施策をする。

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― 新着の感想 ―
[一言] サルーク18世とその臣下たち、シーハー領の住民の大半が日本側に寝返っていると知ったらどうするやら。
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