3話 サワサワサワワワチワワ 出会い
二人目が出ます
パチパチ
「!寝ちゃってたのね 焚き火があるし誰かがここに連れてきたのね」
「起きたか....」
「あなたはエトゥー・フミダニヤ!!」
エトゥー・フミダニヤとはドルフィン美咲のいた世界ではちょっとした有名人的存在だった。
「エトゥーでいい」
「なんでここにあなたがいるの?ここはどこ?」
「まてまて、そんなに焦るなって。俺もきてからそんなに時間が経っていない」
「そうなのね」
「まず、ここは俺たちのいた場所とは違う。魔素も存在しない」
「そうだったのね。私もここに来たとき倒れそうになったわ」
「そういうことだ。そしてここは、日本という国のイバラキという場所らしい。ここに住んでいるものたちから聞いた。」
「エルフがいたの?」
「いや、人だ。人しかいなかった」
「そっか」
「魔素も存在しないのにどうやって生きてるんだろう」
「それは俺にもわからん。で、どうやってきたかだが。俺はナビスキヤ海の神殿にあった門を通ったらここについた。」
「!!門! 私も通った!」
「お前もナビスキヤ海にいたのか?」
「違うわ!エルフ村の森にあったの」
「そうか」
「まぁ、きちゃったんだからしょうがないよ!それよりここの人たちとお話ししたい!」
「それもそうだな。行くか」