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もう会えない君に届け
降り積もる雪の中
僕はただ、立ちすくんでいた。
君の声がもう一度聞きたい。
そしてこの腕で抱き締めたい。
もう2度と会えないなんて…。
そんなの信じない。
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僕は朝早く泣きながら目覚めた。
隣に君がいないのを確認すると布団からすごい勢いで飛び起きた。
「ほのか、ほのか~!」
リビングに行ってみると
ほのかが驚いたような顔をして
そしてこちらを心配そうに見つめていた。
「どしたのてっちゃん?すごい汗だよ…。
涙も…。」
あぁほのかだぁー。
おれは優しくほのかを抱きしめた。
ほのかは目をまんまるくくしてこちらを覗いてる。
なんて愛おしいんだ。
「てっちゃん、今日はわたし、早番だからもういくね。朝ごはん作っといたから。」
机の上にはロールパンとサラダが用意されていた。
ほのかはいってきまーす。と早々に出掛けてしまった。
置いてきぼりにされた、気持ちになった俺は
カレンダーをみて今日で同棲してちょうど二年経つことを思い出した。
なにかプレゼントでも用意しとこうかな。
そう、今日は付き合って二年目の日でもある。




