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貞子がテレビから出てくる前に画面を床につけたらどうなるのか

「リングという映画に貞子という幽霊がでてきますね。彼女がテレビから出てくる前にテレビの画面を床につけたらどうなるのでしょうか。」

この様な投稿が我々のもとに届いた。

なるほど言われてみれば気になる。早速我々は調査に乗り出した。

2週間の調査の末、我々はついに例のビデオを見つけることに成功した。

さっそくビデオデッキにセットしてみよう。

例のごとく、意味不明のVTRが流れ、井戸の画面になる。

その井戸から貞子が出てきた。ズルズル、ズルズル、いつ見ても不気味だ。

しばらく眺めていると、ついに貞子がテレビの画面から飛び出しそうな位置にくる。

「今だ!」

私はテレビをひっくり返し、画面の部分を下にした。

「クッ、意外と力強いぞ、コイツ!アロンアルフア!アロンアルフア持ってきて!!!」

貞子は見かけによらぬ怪力で抵抗を見せてきた。今にもテレビが宙に浮きそうだ。
スタッフにアロンアルフアを持ってこさせ、床とテレビの接する部分に塗りたくる。

「もっと塗って!もっと塗って!そうあと一息!そうそうそう!くっついてきた!くっついてきた!」

すると・・・なんと貞子が抵抗をやめた。

「静かになったぞ!!勝った!!勝った!!貞子に勝ったぞ!!!」

テレビはピクリともしない。私はスタッフと熱い抱擁をし、勝利の甘美な余韻に浸った。

その後、床に接着したテレビにまたがり、ビールで乾杯。実に気持ちがいい。何が貞子だ。調子にのりやがって。

そう毒づいた瞬間、私の足元で大きな、そして嫌な音がした。

足元を覗いてみる。なんと、床から腕が生えている!その腕が私の足をつかんているではないか!

「うぁぁぁぁ!!」

私はものすごい勢いで地面の中へと引きずり込まれた。

真っ暗になっていく視界。その中で私は理解した。

貞子は画面を突き破って床下に移動していたのである。そして床下から再度登場したというワケだ。

分かりやすく説明する。








                 私       凸←テレビ
地面-----------------------------------↑-------------↓----------------------------
                  ↑      ↓
                  ↑      ↓
                  ↑      ↓
                  ←←←←←← 貞子

お分かり頂けただろうか?

私はこの様な手法によって貞子に引きずり込まれたのである。

じゃあこの文章をどこから書いているかって?

それは貞子が来た所。あなたが見ている画面の向こう側だ。

この小説を見終わったら、ブラウザを閉じて、ホーム画面を見てみなさい。

壁紙が、あの古ぼけた井戸に変わっていたりして・・・・・・

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