第5話 恐い鬼《悪魔》メイド
ごめんなさい、少し短いです
今度は戦闘シーン書きます
次回は投稿が遅くなりそうです
朝、目が覚めるとなぜか泣いている。泣いているのはアスモデウスであって俺じゃない
そろそろ朝練の時間だから起きなきゃ、でも音立てたら彼女起きるよね?涙は見てないことにする
椅子で寝ているのを横目に起き上がろうとしたらアスモデウスが目をカッと見開いて剣を喉元に突き付けてきた
「おはようございますニシムラ様」
「おはようございます。フィーラさん、言動がおかしいですよ?」
「そうですか?それよりもお聞きしたいことがあるのですが、何故私の名前をご存知でしたのですか?」
それは俺にも何で見えたのか分からないけど彼女は
七つの大罪【色欲の悪魔】であってるらしい
お?部屋の周りに薄い膜みたいなのが貼られた
「もしかして結界か何かした?」
「不思議、なんでわかったの?まぁそれは後で聞くからいいとして最初の質問に戻る、何で私の名前を知ってたのか嘘偽り無く吐きなさい」
「いきなり名前と年齢と性別とステータスが見えた」
うお!?彼女の背後に一瞬鬼が見えた!何故歳の話で怒るのか分からないけど言ったら殺されるよな、これ
「……本当に?」
「この状況で嘘がつける度胸は無いよ」
「その割には恐れてないみたいだけれど?」
「うん、警戒するほどじゃ無い」
事実この剣脆そうだから握ったら砕けそうだし
「そう、まぁ他の人にバレなきゃ何でもいいわよ」
「そう?なら剣を仕舞ってくれる?朝練行きたいから」
「あれは私が朝起こさないようにするための口実ではないの?」
「体を動かしたいのは事実だよ、朝練終わったら詳しい話をしてやれるよ?」
話せるの貴族が昼ぐらいに来るまでだな
「……わかった、なら結界を解くから行ってらっしゃい」
「おう」
そう言って俺は部屋を出た、が
「あ、そうだ」
忘れてたかことがあった
「なに?」
「……道が分からない」
「……馬鹿なの?」
毒舌が心を抉ってくる
「反論が出来ない!」
さて!気持ちを切り替えて朝練頑張るぞ!