第3話 貴方はもしかして!
にしても長い廊下だな、これ部屋の数無駄に多いだろ掃除してるメイドさんが可愛そうに思えてくるぞ
ん?何でメイドさん止まったん?
「此方が勇者様の寝室になります」
凄い!部屋広い!VIP待遇だな
「明日の昼頃には貴族の方々が謁見の間にいらっしゃるので先程の国王様のように対等な話し方は控えた方がよろしいかと僭越ながら意見させてもらいます、近頃は魔王国と獣王国の影響で貴族の方々は苛立ち始めていますので無用ないざこざは勇者様のためにもならないかと……」
メイドさんが忠告してくれてる、確かに貴族っていうのは面倒くさいイメージがあるし
「それはわかりました、あの幾つか質問があるのですが、えっと」
「あ、自己紹介がまだでした。フィーラと申します以後お見知りおきを勇者様」
よし!名前が聞けたぁ……ん?名前がステータスとちがくね?
_______________________________
フィーラ・ドンドルア(色欲の悪魔) 12(19) 女 人族(魔族)
HP 1600/1600
STR 700
VIT 1000
AGI 400
LUK 不運
MP 120/120
skill
・error(-)《現在表示不可能》
消費MP---
・error(-)《現在表示不可能》
消費MP---
・error(-)《現在表示不可能》
消費MP---
称号
七つの大罪【色欲】
同族殺し
殺し屋見習い
殺し屋【極】
ナイフ使い【達人】
化けの皮【極】
_______________________________
は?殺し屋!?うへぇ、相手にしたくねぇ
「?どうかされましたか?」
「あ、呼ぶときは西村か鰓でお願いします」
「わかりましたニシムラ様」
「それでフィーラさん」
「フィーラでよろしいですよ?親い人はフィーと呼びますけどね?」
……関わったらとんでもないことになりそうだ
「それでフィーラさん質問があります」
「(ええぇ!?なぜ色欲状態にならないの!?)」
危ない……コイツ絶対危ない!
「あのフィーラさん?」
「あ、はい何でしょう?」
「お疲れですよね?なら質問は明日にしましょう」
これ以上この人と一緒にいると危ない、早く部屋に入りたい
「え?あっ、はい…明日は何時ごろお呼びに来ればよろしいですか?」
寝込みは……襲わないよね?
「あぁその事ですけど朝方から走り込みをしたいので訓練所や運動場なとはありますか?」
「訓練所はありますが使えるかは私にはわかりかねます 申し訳ございません」
「いえいえこちらこそ申し訳ない明日自分で確認します」
「わかりました騎士団長さまにはお伝えしときます。では、お休みなさい」
ここで本当の名前を言ったらどういう反応するんだろ?
「……ねぇアスモデウス」
「はい?……あっ!?」
「やっぱりあんたはアスモデウスか」
「何者だ、お前」
「安心しろ言いふらすつもりはない関わりたいとも思ってないから、じゃ寝るから」
「……」
最後まで睨んでたなあいつ、さてと寝るか今日は色々ありすぎて疲れた