ロリ相手に苛立つのは人間失格?
まぁ、帰りに歩きながら考えればいいか、よし帰ろう!
ドア ガラガラッ
そして、俺は住宅の方々への挨拶を考えながら下校していた。
「挨拶挨拶、ん〜〜、ダメだ〜やっぱ20軒も回りながら挨拶できる自信がねぇ」
ポンッ!バダッ!
んっ⁉︎やばい子供に衝突した、考え込んでて周りを見てなかった!
おまけに顔面から倒れてる…、これはアレだ、子供のみが使って発揮する必殺技が炸裂しそうだ!
「おい、坊や、わしを倒して、見て終わりか?」
「え⁉︎…」
キョロ!キョロ!
俺と子供以外誰もいないのに、何今の高齢者の方が発しそうな口調の声、 混乱しすぎて幻聴でも聞こえた感じ?
「けしからん!最近のヤング共は皆これじゃ!坊やはまだ気づいたが、大概素通りぞ!ユルスマジ!」
高齢者がいかにも発しそうな口調の声は、この子供から発声されている。まじかよ、親の顔が見てみたい、それ以前に子供の顔すら見てないけどね。
俺はどうしてもこの子供の顔が気になって仕方がない、なぜなら、背格好と顔が異なるのではないかとか思うと好奇心が収まらないからである!、よし倒してしまったのは俺だし普通に考えて起こしてあげないとな!
ワクワクドキドキ!
「よいしょっと、ごめんね!大丈夫か?」
なんということでしょう!、先ほどまでの口調が本当にこの子なのかと思はせるほどの、ロリではありませんか!
「かわいい!」
はっ!口に出てた〜!恥ずかしい〜
「褒めても何も出ん!」
「あっはは、ごめんね、お兄さん嘘つけなくて」
ウソでーす!
「ふっ、何がお兄さんか!坊やのくせに」
「いやいやいや、俺超お兄さんでしょ、高校生ですよ」
「高校生ごときで威張るでない、坊や!」
何こいつ、可愛くないなー
「あー、そうですか、俺は、いや、高校生は坊やか、相手が俺でよかったな、お兄さん優しいから、そこらのチンピラかきんぴらかわからん高校生にそんな事言わないほうがいいと思うよ、じゃな!気おつけて帰れー」
「あ〜、待て、詫びの品はないのか⁉︎」
「んなもんねぇよ!じゃな」
「あー‼︎こんなとこにいたの、家に居てっていたでしょ!ライア」
「うるさい子じゃな〜、えれかは学校でもそうなのか?」
「そんなわけないじゃないライアが自由過ぎるから怒ってるのよ!」
「そっそういえばの!先ほどにえれかと同じ制服を着ておる男がわしに打つかりよったから、喧嘩を売ってみたが、華麗に受け流して、帰って行きよったぞ、ようわからんが、変わった奴じゃたぞ」
「当たっただけでしょ、そんな事で喧嘩なんて売らないで!」
「はいはい!」