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元女帝の従軍期  作者: ダス・ライヒ
序章・設定
2/8

被服・個人装備関連

挿絵を描きやすいように、被服や個人装備の資料を載せます。

適当な説明ですが、詳しくはお調べ下され・・・


順次追加予定です。

主人公・ワルキューレ編


P-37野戦服 バトルドレス

 第二次世界大戦でイギリス並びイギリス連邦の軍隊(主に陸軍)で主に将校で着られた生産性の高いクソ安価な野戦服。取り敢えず上衣とズボンもセットで紹介する。

 バトルドレスと聞いて女性用の軍服と思われるが、戦闘用である。熱帯仕様と砂漠仕様がある(?)。

 ポケットが二つで、とっても大量生産に向いた野戦服なので、生産していたアメリカ軍や真似たり、大戦後期で資源不足に悩み始めたドイツ軍がM44と言う激似のクソ安い野戦服を開発した。


P-37改

 将校用のP-37野戦服。ネクタイが着けられる。それだけ。


ウールシャツ

 バトルドレスの下に着る兵・下士官用の襟無しのシャツ。


コットンポプリンシャツ

 将校用のワイシャツ。ネクタイが着用可能。


トラウザー・ブレース

 ズボンをずれないようにする物。


タンク・スーツ

 イギリス軍とイギリス連邦軍の装甲車両搭乗員に支給される全身タイツのような作業着。


ブロディヘルメット

 イギリス軍とイギリス連邦軍の将兵を象徴するアイテムの一種である戦闘用ヘルメット。

 第一次世界大戦から使われている息の長いヘルメット。お皿のような形が特徴的。これで雨も防げる。

 大戦終決から15年、正式から外される。

 登場するのはマーク2タイプである。ネット付きも登場。


略帽

 どの国の軍隊も採用しているヨットの形な帽子。現代でも被られている。


ベレー帽

 イギリス軍とイギリス連邦軍を象徴するベレー帽。赤・緑・黒・タンの四色がある。


アンモブーツ

 イギリス軍とイギリス連邦軍の支給される靴。


オフォッサーアングルブーツ

 将校用の靴。革など使って高級品度が高いお洒落な靴。町にお出かけできる。


デザート・アンクルブーツ

 中東や砂漠地帯で履かれる軍用靴。


軍用レギンス

 靴の中に砂や小石を入らないようにするために靴の上から付ける脚絆(きゃはん)と呼ばれる物。

 ぐるぐるに巻く、包帯状の物を巻きゲートルと呼ぶ。

 主に戦闘用に使われ、巻きゲートルは熱帯ジャングルや砂漠での戦闘に使われる。


レイン・ケープ

 ブラウンカーキ色の雨具。軍用だから質が高い。


ピストルベルト・ブレース(肩ベルト)・サスペンダー

 弾薬の入ったポーチとか拳銃のホルスターを付ける為の物。何処の軍隊でも個人装備を身に付けるのは基本中の基本である。


ピストルホルスター

 エンフィールドNo2等の拳銃類を入れるホルスター。自動拳銃用もある。


P-37アモポーチ

 イギリスを含むイギリス連邦諸国が採用する弾薬を入れるポーチ。

 胸の辺りに口があるので、クソ使い辛そうなポーチ。

 取り敢えず、今持っている銃の弾薬や弾倉をぶち込むスタイル。しかし、丸い弾倉は入らない。


P-37円形ポーチ

 ルイスガンと言う倉庫から引っ張り出してきた機関銃の弾倉を入れるポーチ。

 M1928トンプソン短機関銃の円形弾倉を入れる際、代用品として使われたそうな?


ステンガン・バンダリア

 クソ安い短機関銃ステンガンの弾倉を7本入れられる下げ鞄。二つ掛ければ14本携帯できる。


P-37ベルト

 イギリス連邦軍のベルト。へその上から付ける。ちなみにドイツ軍も同じ。


エントレンチツール・水筒・バヨネットフォルダー

 軍用スコップ。腰のベルトに付ける。水筒とバヨネットフォルダーも腰である。


P-37背嚢

 イギリスとイギリス連邦軍の歩兵が背負ってる背嚢バックパック

 雑嚢と思われ、ここに私物を入れ込んだとされる。中身が飛び出さないように、ストラップで固定した事もある。


P-37装備セット

 P-37個人装備をセットにした装備一式セット。コンパスを入れるポーチ、双眼鏡用の袋、紹介した物も含まれる。


P-40野戦服 バトルドレス

 大戦後期に入り、連合軍に戦況が有利に傾いたので、調子こいたイギリス軍が前期のドイツ軍の野戦服の如く、仕立て職人芸を入れた野戦服。こちらもズボンセット。ポケットが二つと同じ。

 前期型と後期型の二つがあり、ボタンが裏な緊縮型が前期で、ボタンが露出しているのが後期型。

 後で分かったことだが、前期型はダンケルクの戦いで装備の大半を喪ったイギリス軍が戦力回復のために開発した野戦服だそうだ。後期型は質が上がっているらしい。


デニススモック(空挺用)・空挺用ズボン

 イギリス軍とイギリス連邦軍の空挺部隊に支給された迷彩服。ズボンは迷彩じゃない。ポケットが四つある。

 ワルキューレ空挺部隊にも支給される。兵・下士官・尉官・佐官・将官問わず、敵地後方に降下した空挺部隊将兵達に着込まれた。

 着地を容易にするタイプもある。


スローチハット

 インディー・ジョーズとかが被っていそうな帽子。お洒落な帽子だが、歴とした軍用帽子である。

 大戦中の太平洋戦線の前線にて、英連邦軍の将兵がマジで被っていた。


軍用バラクラバ(目出し帽)

 冷気から顔守るために、顔全体を覆う帽子。ヘルメットの下に被る。


モータルサイクルコート

 イギリス連邦軍の冬期戦用コート。


デザートシャツ

 主に熱帯地方で着用される野戦服。下はズボンの中に入れる。


ドリルショーツ

 上記と同じく、熱帯地方で着用される短ズボン。デザートシャツとセット。

 いわゆる探検家みたいな服装であり、ブーツでも履いて探検帽でも被れば、探検家みたいになる。


エアティックス・ブッシュジャケット

 主に熱帯地方で着用される野戦服。こちらも同じくズボンセット。

 通気性が良く、長袖でも余り熱くない。上衣のポケットが四つになっている。

 他にはP-37や40と同じ二つポケットのトロピカルバトルドレスがある。


ベルトブッシュジャケット

 ベルトが付いただけの野戦服。結構高そう(小並感)。


ボンベイ・ブルマー

 おそ松くんのデカパンが履いていそうなデカイパンツの色違いみたいなズボン。

 これも熱帯地方で着用された。オシャレなので、そのまま町に出掛けられる。


神聖百合帝国・ゲルマン帝国編


M34/M35野戦服

 ヴァイマール共和国時代からドイツ国防軍に流用されている戦闘服。

 初期のドイツ国防軍が身に纏っていた。

 百合帝国では、貴族階級と騎士階級の下士官のみ配備されていた。


M36野戦服

 ナチス・ドイツ軍の象徴とも言うべき戦闘服。再軍備化から一年のドイツ国防軍が1936年に採用した。

 M34やM35のマイナーチェンジであるが、質が良く、第二次世界大戦開始までに全兵に行き渡るよう大量生産された。

 40年に改定されたが、多くのドイツ兵、古参兵、将官はM36に似せようと改造していた。

 百合帝国では質の良さに貴族階級と騎士階級の下士官にしか至急されない。それか、貴族か騎士の私兵部隊にしか支給されなかった。

 その為、平民出身の士官はM36に似た野戦服をオーダーしている。


M37野戦服

 1937年に採用された戦闘服。これと言ってM36野戦服とは代わりはない。

 これも貴族と騎士階級か、私兵にしか支給されなかった。


M40野戦服

 1940年に採用された戦闘服。フィールドグレーが特徴的。

 製造工数を減らした為か、やや質が落ちている。

 百合帝国では主に平民出身の下士官・兵に支給された。


M41野戦服

 1941年に採用された戦闘服。ボタンが五個から六個に増えた。

 ウールが不足しているのか、質がM40よりも落ちている。

 理由はレーヨンの混合率が上がった為である。

 百合帝国では平民出身の下士官・兵に支給された。


M42野戦服

 1942年に採用された戦闘服。M41と同じくボタンが六個。

 この時、ドイツ軍が各戦線で行き詰まってきたのか、質がかなり落ちている。

 百合帝国では平民出身の下士官・兵のみならず、二級市民(人間)出身の下士官・兵にも支給された。


M43野戦服

 1943年に採用された戦闘服。

 M40と比べれば分かるように、既に質が悪化しすぎて安物臭がする。

 この頃からドイツ軍は負け始めており、ウール不足が始まっていた。

 百合帝国では質が悪すぎた為か、二級市民に下士官・兵に支給された。


 尚、百合帝国軍においては、M34~M37は貴族・騎士出身の下士官に。

 M40~M42は平民出身の下士官・兵に。

 M42~M44は二級市民出身の下士官・兵にとなっている。

 ワルキューレでは敗戦して消滅した百合帝国軍から接収したこれらの戦闘服が人気であり、M36~M43までの戦闘服が個人装備と共に自費での購入が許可された。


M44野戦服

 1944年に採用された戦闘服。資源不足により、腰のポケットが省略された。

 この時期のドイツ軍には既に勝機はなく、それに資源不足もあって、英軍のバトルドレスのような戦闘服となってしまう。

 この戦闘服を着たドイツ兵が余り見掛けない辺り、余り配備は進んでいなかったようだ。

 百合帝国ではやけくそ戦闘部隊に配備された。

 ワルキューレはドイツ軍ぽくないとして、支給されなかったらしい。


M45野戦服

 大戦末期の1945年に採用された戦闘服。礼服を改造した。

 見る限りもはやドイツに勝ち目がない戦闘服。資源も無かったようだ。

 流石の百合帝国でも採用されなかったが、メガミ人の民兵組織の戦闘服となる。

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