私と幽霊さん
とりあえず、他の作者様のパロディネタを参考にパロディを組み込みました。と、言っても本当に参考にしてる感じなので原型は無くパロディとは言わないのかもしれません。元ネタ分かった方は凄いです。
私に幽霊さんが憑きました。
咄嗟の出来事で命拾いしたのは幽霊さんのお陰なのは分かります。
だけど・・・私幽霊が怖いんです。
幽霊さんは私の体を出たり入ったり、なにやら楽しそうです。
「♪~♪~」
「どうしてそんなに楽しそうなのですか?」
幽霊さんはニッコリしながら言いました。
「私は幽霊だから遠くへ行けないの。だからうれしいの♪」
幽霊さんが余りにも楽しそうに話してくれました。
彼女の名前を聞くのを忘れていたので聞きます。
「私の名前はピノ、幽霊さんの名前は?」
幽霊さんは少し考えた後遠くを見るような目をして、
「私は幽霊なの、名前は忘れたの。思い出したらまた言うね。」
なにやらはぐらかされた様な雰囲気なので、私も深くは追求しませんでした
私は墓地を抜けるとその先は綺麗な緑一面の草原でした。
「風が気持ちいい~」
そよ風はまるで春の主張するような暖かい風、だけどほんのり冷たい。
「♪」
幽霊さんも気持ちがよさそうです。
その瞬間何かが飛び出してきました。
その正体は!?
ピョン。バッタが勢い良く飛び出しました。
「「キャアアアアアアア」」
私と幽霊さんは同時に驚き、さっき散々叫んだのにまだ声が出る。
心臓がバクバク動き
「死ぬかと思ったの・・・」
と、幽霊さんが胸をなでおろして言います。
(いや、幽霊さんもう死んでますよ・・・。)
しかし、そのツッコミはしない方向で、私と幽霊さんは
草原の向こうに行くのでした。
ピノは丁寧語、幽霊さんは語尾に「なの」や「♪」を多用する感じで個性を出しています。私は一応虫触れますよ?皆さんはどうでしょう?
次回も読んでくれたら嬉しいです。