私と幽霊さんとの出会い
久しぶりの投稿です。知ってる方は知ってますが一応パノ作品の
派生作として考えてましたボツ案を元に手を加えてこの作品が出来ました。
ちょっと最初に手間取ってしまいましたが、のんびり更新していけたらな、
と思っています。
ある日の事、私は何事も無かったかの様に旅を進めていました。
そんな道中お墓が沢山ある場所に、周りの雰囲気が怖い、
早くこんな場所から出て行こうと思ったら・・・。
「ピャっ!」
私の目の前に見えたのは白い布を羽織った格好をした
私と同じくらいの背の幽霊でした。
「キャアアア!!!」
私が大声を上げて驚くと、その幽霊さんも同時に
「キャアアアア!!!」
私よりも大きな声で叫ぶのです。
お互いがある程度距離をとって見合っていると、
幽霊さんが私の方に近づいて来ました。
「貴方は人間?」
幽霊さんが聞いてきます。あまりの出来事に私は首を縦に振るだけ
「そう・・・」
幽霊さんが少しションボリした顔をしました。
遊び相手が欲しかったのかな?
「私は幽霊さんの相手を出来ないので・・・。」
私は幽霊さんに別れを告げてその場をたち去ろうとした時!
「バシャー!!」
とても大きな炎の玉が
「危ない!」
幽霊さんが私を助けようとして私の体に憑依して
その場で魔法壁の様なものを作りました。
火の玉を出す正体は、大きな鬼火のような火の塊でした。
「ここは私に任せて!」
私は幽霊さんに言われるがまま体が勝手に動きます。
それはまるで熟練の戦士のような反応で私は私ではないみたい。
なんと!あの火の塊を霊術の様なもので倒してしまったのです。
私は幽霊さんにお礼を言い、この憑依を解いてもらおうと言ったら。
「あれっ・・・出来ない。」
「えっ?ええええええええええええ!!!!!」
どうやら私は幽霊さんに憑かれてしまいました。
名前は次回、幽霊さんは名前はちゃんとありますが、
多分私の作品では本名が出ることは無いでしょう。