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第七話:スーツの下に、こっそりDカップ♡

『天女の優香さま』


第七話:スーツの下に、こっそりDカップ♡


──♡──


僕は今日、天女に会った。


その日の優香さんは、黒のタイトジャケットに、ベージュのワイドパンツ。

ピンヒールの音が、磨かれた床に静かに重なるたび──視線が自然と振り向いていた。

どこか研ぎ澄まされた空気をまとうその姿は、“戦う女神”のように凛としていた。


──♡──


久保田 くぼた・ひびき、28歳。広告代理店の企画担当。

ブラックコーヒーと徹夜明けが日常で、気づけばスーツの肩がきつくなっていた。

資料を抱えて駆けまわる毎日でも、「説得力」がある企画だけが通る世界。

──なぜか最近、シャツのボタンが、微妙に浮いてしまうのが気になっている。


──♡──


「ねえ……女の子のオッパイ、欲しくない?」


「え? な、なんの営業トークですか……?」


優香さんは、いたずらっぽく笑って、僕の胸元にそっと視線を落とした。

「あなたのスーツ、ほんの少しだけ、苦しそうだったから♡」


「質問♡ カフェラテとミルクティー、どっちが好き?」


「えーと……ミルクティー、かな……?」


──♡──


「正解♡ 女の子のオッパイが欲しくなったのね!♡」


──バシュウウッ!!


シャツのインナーが、内側からぐっと持ち上がっていく。

胸元にあらわれる丸みとともに、スーツの胸回りがやわらかく引きつれる。


「……うそ……Dカップ……?」


「うふふ♡ “パワーブラ”って、広告業界の勝負服みたいなものよ」


──♡──


「今日のブラジャーはこれね!♡」


白地にネイビーの刺繍がほどこされた、エレガントなランジェリー。

両サイドのワイヤーがバストを持ち上げて、内寄せのラインを美しく形づくる。

「“勝負スーツ”の下には、これくらいの気合いがちょうどいいの♡」


「……なんか、背中から芯が入るような感覚がします……」


「ふふ♡ そう、“オッパイには説得力が宿る”のよ」


──♡──


(優香のオッパイ豆知識♡)

「Dカップは“存在感の魔法”♡ 隠してるつもりでも、ぜったいバレちゃうの♡」


──♡──


数日後。


エレベーターホールで、初対面の営業マンに『課長かと思いました』と言われた。

会議中、いつもは口数の少ない上司が、やけにこちらを見てくる。

鏡の前でネクタイを直していたとき──胸元に、不思議な“重さ”を感じた。

「プレゼンに“色気”って必要なのかもな」──そう思わず呟いていた。

そのとき、ブラウスのボタンが、一つだけふんわりと浮いていた。


──♡──


完──“今日もまた、女の子のオッパイにしておしまい!”


──♡──


【“説得力”の裏には、ブラがいる──Dカップの魔法♡】

この話がよかったら、ぜひブックマークと評価をお願いします。

スーツの下でこっそりふくらむ“あなたの武器”も、そっと育ててあげてくださいね。


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