第六十六話:ダンベルより、張り出すライン♡
『天女の優香さま』
第六十六話:ダンベルより、張り出すライン♡
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僕は今日、天女に会った。
その日の優香さんは、白のクロップドトップに、ネイビーのレギンス。
トレーニングマットの上で伸びをする姿は、まるで曲線そのものを空に描いていた。
吸い込む息に合わせて胸がわずかに上下し、そのリズムがジムの静けさを甘く震わせていた。
汗に濡れた額の髪を指で払うだけで、空気は甘く熱を帯びていた。
──♡──
桐生 大地、24歳。スポーツジムのトレーナー見習い。
学生時代はラグビーをやっていたが、今は“教えること”に魅力を感じている。
重さよりも姿勢、力よりもバランス──そんな指導を心がけている。
けれど最近は、「鍛えること以上の美しさ」に目を奪われる自分に気づいている。
──♡──
「ねえ……女の子のオッパイ、欲しくない?」
「……はっ!? い、今トレ中なのに……」
「バーベルを上げる胸ってね♡ ラインが出やすいの……女の丸みと同じだから」
「そ、そんなこと言われても……」
「質問♡ 重りを積んだスクワットと、ゆっくり伸ばすストレッチ。どっちが好き?」
「……ストレッチ……かな……」
──♡──
「正解♡ 女の子のオッパイが欲しくなったのね!♡」
──バシュウウウッ!!
白いトップスの胸もとが、ゆるやかに盛り上がる。
ダンベルを握る手に、柔らかい重みが自然と寄り添った。
胸のふくらみがフォームを導くように、動作がすべて丸く流れ始めた。
腕を曲げるたび、その丸みがバランスをとるように揺れ、身体の軸まで変えていった。
「……ち、力が入りすぎなくて……スムーズに……?」
「Cカップね♡ 胸があると、フォームの美しさまで整うのよ」
──♡──
「今日のブラジャーはこれね!♡」
ブラックのスポーツブラに、サイドに光沢のあるラインをあしらったデザイン。
ホールド感が強く、動きに合わせて胸の形をしなやかに支える。
「これは“汗と一緒に輝く形”♡ 鍛える姿に、女の余韻を宿すのよ」
「……ストレッチのたびに……胸元が意識に入って……」
「ふふ♡ それが“女のトレーニング”ってものなの」
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(優香のオッパイ豆知識♡)
「Cカップは“動きを美しくするサイズ”♡ 胸のリズムが、身体全体をしなやかに見せるの♡」
──♡──
(数日後。)
鏡の前でフォームを確認すると、胸元の曲線が自然に視線を導いた。
会員にデモンストレーションするとき、腕の動きが柔らかくなっていた。
「なんだか姿勢がきれいになったね」と言われて、胸が熱くなった。
呼吸に合わせて揺れる丸みが、自分の動作を落ち着かせていた。
“トレーナー見習い”でありながら、女に導かれるように鍛えられていく自分を、甘く楽しんでいた。
──♡──
完──“今日もまた、女の子のオッパイにしておしまい♡”




