第四十二話:和三盆に、とろけるバスト♡
『天女の優香さま』
第四十二話:和三盆に、とろけるバスト♡
──♡──
僕は今日、天女に会った。
その日の優香さんは、淡い生成りの着物に、山吹色の帯を結んでいた。
動くたびに、袖口からほんの少し覗く手首が、まるで和菓子みたいに白かった。
お抹茶をすする姿は、静けさそのもので──でも、どこか秘密の香りがあった。
──♡──
水嶋 麟太郎、25歳。老舗和菓子店の三代目。
練りきりや羊羹の仕上げを任されるようになったが、“色気が足りない”とよく言われる。
味と形には自信がある。だが──“甘さの余韻”だけは、どうしても掴めなかった。
──♡──
「ねえ……女の子のオッパイ、欲しくない?」
「えっ……え? ちょ、優香さん、ここ……茶室ですよね……?」
「ふふ♡ 茶菓子も、バストも──余韻が命なのよ」
「そ、そんな理屈……あるわけ──」
「質問♡ 淡雪羹と、花びら餅。どっちの甘さが好き?」
「……淡雪……のほうが……」
──♡──
「正解♡ 女の子のオッパイが欲しくなったのね!♡」
──バシュウウッ!!
ふわり。胸の奥に、和三盆のようなやさしい甘みがとろけ出す。
乳白色のシャツの上から、やわらかな輪郭がゆっくりと浮かび上がっていく。
「……こんな……胸の奥にまで、甘さが沁みてくるなんて……」
「Bカップね♡ “余韻の胸”って呼ばれてるのよ」
──♡──
「今日のブラジャーはこれね!♡」
生成りのシルク素材に、繊細な麻の葉模様があしらわれた和風デザイン。
肩紐は極細の組紐仕立てで、肌にしっとりと寄り添う。
「これは“和のライン”♡ 練りきりと同じ、指先で仕上げる胸なの」
「……胸の丸みに、なんだか……甘さが滲んでる気がします……」
「ふふ♡ それが、女の“とろけ”ってものなの」
──♡──
(優香のオッパイ豆知識♡)
「Bカップは“とけて残るサイズ”♡ 熱くないのに、口の中で消えちゃうの♡」
──♡──
(数日後。)
木べらを持つ手が、自然にしなやかになっていた。
仕上げた練りきりに、どこか“気配”のような甘さが宿りはじめていた。
常連のご婦人に「今日は、なんだか艶っぽいわね」と囁かれ、鼓動が跳ねた。
自分の動作を、鏡に映して確かめたくなることが増えた。
──和の中で、“女の余韻”を伝えることが、少しずつ心地よくなってきていた。
──♡──
完──“今日もまた、女の子のオッパイにしておしまい♡”
──♡──
和三盆みたいに、甘くほどける胸──気に入っていただけたら、ブックマークと評価で、とろける気持ちを残していってくださいね♡




