第三十六話:潮風よりバストの揺れを♡
『天女の優香さま』
第三十六話:潮風よりバストの揺れを♡
──♡──
僕は今日、天女に会った。
その日の優香さんは、ネイビーのマリンジャケットに白のパンツルック。
港のベンチに腰かけて、風に吹かれる髪をそっと押さえていた。
──♡──
黒澤 海翔、28歳。貨物船の乗組員。
数ヶ月ごとに世界を巡る生活だが、海の上で孤独を感じることも多い。
たまに夢に出てくる“誰かの温もり”が、いつも胸に残っていた。
──それが何かは、まだ言葉になっていない。
──♡──
「ねえ……女の子のオッパイ、欲しくない?」
「っ……お、お嬢さん、急に何を……!」
「ふふっ♡ 潮風より、わたしの胸を見てたわよ?」
「……そ、それは……! つい、目が……」
「質問♡ 航海図で見るのと、身体で覚えるの。どっちがゾクゾクする?」
「……身体、かな……」
──♡──
「正解♡ 女の子のオッパイが欲しくなったのね!♡」
──バシュウウッ!!
シャツの内側で、波が生まれるように膨らみがせり上がった。
潮風を受けて、胸がふわりと揺れた瞬間──重心が、優しく変わった。
「う、うそ……これ、オレの胸……?」
「Cカップね♡ 荒波よりも、柔らかい感覚で進みましょうね」
──♡──
「今日のブラジャーはこれね!♡」
マリンストライプ柄のノンワイヤーブラ。動きやすく、でもラインはきちんと綺麗に整えてくれる。
アンダーは吸湿速乾タイプで、船の上でも快適に過ごせる優れもの。
「これは“航海士専用ブラ”♡ 旅の途中でも、女らしさを忘れないための装備よ」
「……これ、見た目以上にしっかり支えてくれるな……なんか、安心する……」
「ふふっ♡ ちゃんと“守られてる”って感じるでしょ? それが“女の装備感”なのよ」
──♡──
(優香のオッパイ豆知識♡)
「Cカップは“寄せては返す波のサイズ”♡ 感じるたび、女のリズムが深くなるの」
──♡──
(数日後。)
朝の甲板に出るたび、制服のシャツが胸にふわっと当たる。
何気ない手すりの感触さえ、どこか“胸から伝わって”くる気がする。
無線でのやりとりにも、声が少しだけ柔らかくなった気がした。
孤独な航海のはずなのに──なぜか、ひとりじゃないと思える。
“あの胸”が、まだ、ここにいるから。
──♡──
完──“今日もまた、女の子のオッパイにしておしまい♡”




