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『天女の優香さま♡今日もオッパイ、つけてあげる♡』  作者: 一条陽菜子


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第二十四話:質量と胸量の関係についての一考察♡

『天女の優香さま』


第二十四話:質量と胸量の関係についての一考察♡


──♡──


僕は今日、天女に会った。


その日の優香さんは、白衣の上からくすみピンクのカーディガンを羽織っていた。

実験室の隅に落ちたチョークを拾い上げる、その指先の動きが、なぜか眩しく見えた。


──♡──


片瀬 かたせ・りょう・31歳・物理学者。

専門は重力場理論。特に、“時間と質量のゆらぎ”について研究している。

研究室は地下三階。ほとんど会話のない日々が、数年単位で続いていた。

数式と論文だけが、生きている実感だった──つい最近までは。


──♡──


「ねえ……女の子のオッパイ、欲しくない?」


「なっ……!? なんで……!」


「ふふっ♡ 今、“胸の重心”のこと考えてたでしょ?」


「い、いや、違……くはない……けど……」


「質問♡ 支えるのと、揺れるの。どっちがドキドキする?」


「……揺れる……かな……」


──♡──


「正解♡ 女の子のオッパイが欲しくなったのね!♡」


──バシュウウッ!!


空間が、ごくわずかに歪んだ気がした。

その中心──胸元から、やわらかな重みが生まれ、身体の中心を塗り替えていく。


「こ、これは……俺の……胸……!?」


「Cカップね♡ 知性に“質量”が宿った証よ♡」


──♡──


「今日のブラジャーはこれね!♡」


グレイッシュピンクのシームレスブラ。

カップの内側には、重力の流れをすべらせるような、精密なカーブが施されている。

「これは“物理屋さん専用ブラ”♡ 研究も、オッパイも、精密な曲線が命なのよ」

「……これは……支持構造と荷重分布が……すごい……」

「ふふ……理論で解いても、着けた瞬間の“ときめき”だけは、計算できないのよ♡」

──♡──


(優香のオッパイ豆知識♡)

「Cカップは“一番揺れて、一番測れる”サイズ♡ つまり、理論にも実験にもぴったりなの♡」


──♡──


(数日後。)


研究室の椅子に座るたび、胸が机にふわっと当たるようになった。

その感触にあわせて姿勢を直す──その仕草すら、なぜか心地よくなっている。

鏡に映る白衣のふくらみが、自分の“重心”を変えていることを実感する。

理論よりも、先に胸が動く。なのに、不思議とそのほうが自然だった。

きっとこれが、身体で覚える「法則」なのかもしれない。


──♡──


完──“今日もまた、女の子のオッパイにしておしまい♡”



「そのままじゃ、ダメよ……♡

“読んだふり”だけじゃ、わたし──物足りないの。ブックマーク……して?」

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