愚か者の深夜のラーメン
※暗い感じの詩ですから、見る際は気を付けてください。
深夜三時
小腹が空いただけ
塩気が欲しくて
それはもう衝動的に
インスタントラーメンの封を
切ってしまったのです
ガスコンロを捻る
お湯と罪悪感が同時にわきます
器に盛る
夜食にしては
ちょっと多いなぁ
それでも出来たラーメン
食べるしかない
本当は一口だけで良かったそれは
しょっぱくて
ドーンときて
胸やけがします
ちょっとだけ
ほんのちょっとだけ後悔
どうして我慢が出来ないのだろう
自分を責めること一時間
こんな気持ちで食べられたラーメンが
かわいそう
昼夜逆転
いいことないなぁ
尖った神経
尖った言葉
穿ったモノの見方
それが人を遠ざけては傷付けて
オマケに自信も失っていきます
自己嫌悪
自己嫌悪
自己嫌悪の夜
零れた涙はラーメンの汁よりしょっぱく
頬に張り付いてカピカピになります
いずれ訪れる孤独のことも考えて
胸がキュッと握りつぶされる感覚
胃腸も自然と痛くなります
消化不良
消化不良
消化不良の夜
丸められたチリ紙みたいに
クシャクシャになる心
行き場はゴミ箱でしょうか
そんな下らない事を考えながら
ベッドに潜り天井を見ては
「あしたこそは」
何度目かの決意を
空っぽの頭で呟いたのでした
愚か者の深夜は長い
せめて爽快な夢を
みさせてください
それが身勝手だと言われたら私
呼吸をするのが怖くなって
全てから逃げ出してしまいそう
ごめんね
今はこんな詩しか書けない
もし元気付けてくれる人がいたら、「いいね」してくれると嬉しいです(._.)今は評価より、人の優しさが欲しい……。
【追記】
「いいね」ありがとうございます。