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記憶

こんにちは、kemomoです!!!


1話を投稿したはいいものの、仕事が忙しくなってしまいなかなか投稿せずにいました!!


ですがちら、と見に来たところ、なんと嬉しいコメントが来ていたため、この作品を完成目指して描き進めようと決心致しました!!!


長く思えて、長くないお付き合いですが、宜しければついで程度に読んで言ってください!!







「クロエ様!!ずっと、私はクロエ様の友人で居たいです!」



「えぇ、勿論。でもそれは私のセリフよ、たとえどちらがあの方に選ばれても、マリア、貴方だけは私のお友達で居てくれるかしら…?」




「っ!!クロエ様!!もちろんです!!」






心底嬉しそうに、お花のように愛らしい笑みを浮かべる唯一の友人。

私の、大切な思い出が。真っ暗な闇の中、目の前に映し出された。



どこまでも純粋で美しく、いつも愛らしい笑顔を咲かすマリア。





王の右腕として生きてきた由緒正しき公爵家の娘の私、没落貴族の男爵令嬢のマリア。

二人の住む世界は明らかに違うものだった、それでも私たちは、他の誰よりも互いを信じ合う友人であり。

同じ殿方を愛した恋のライバル。



私と違い、人懐っこく可愛らしい少女、マリアは皆から人気者だった。


優しい彼女はきっと自分のせいで私が死んでしまったのだと、一生自分を責め続けるだろう。



大切な友人に、そんなことはさせたくない。

けれど所詮私は死人。死人に口なし、もう私は彼女の傍にはいられないし、みんなに人気者の彼女の闇を、包み込んであげることも出来ない。





ただ。


もし神様が存在するのなら、私はマリアを恨んでなんて居ない、マリアのせいではない、と伝えて欲しい。




そしてもし生まれかわれるのならば、私はまた、あの子の友人になりたい。


暗く寂しい闇の中、一人そう考えながら瞳を閉じる。生暖かいものが頬を伝ったが、誰も見ていないし、私も、気付かないふりをした。




“やり直したいか”



どこからがそんな声が聞こえた。やり直す……?間違えだらけのあの人生を、またやり直せるのであれば、そう、深く頷いた、何度も。その瞬間、目の前が凄まじく光り出した。

驚いて目を開いた時、この世のものなのかという、そんな言葉が相応しい、美しい青年がいた。




青年は優しく微笑んで口を開いた。


“好きに行きなさい、君は自由なのだから。クロエ・ロズ・リズモンド”



「貴方は……」







問いかけようとしたが急に襲われた眠気に勝つことが出来ず私は深い、深い眠りについた。

誤字脱字の指摘やちょっとした希望、感想、ブックマーク、全てお待ちしております!!




2020.12.26

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