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alone

少年が目を覚ました。




寝っ転がっているところから目を開き目をこすり、




その目には空、紺色の空、くもひとつない


青でもない黒でもない夕焼けの赤でもない




紺色の空




が彼の目にはうつっていた。




彼はわけがわからず考えることすら出来なかった。


軽い脳のエラー状態におちいったのである。




彼は自分の部屋で自分のベッドでしっかり寝たはずで、その身に覚えが彼にはしっかりあった。


だから余計わけがわからず、混乱してしまったのである。




だから彼は目をしっかり開いてから一、二秒止まり混乱した。


そのあとすぐに彼は上半身をあげ




現状把握をしようと顔を上げた。




その光景は、ただ延々と続く紺色の地面とただ延々と続く紺色の雲一つない空




彼は更に混乱した。




彼はまた二秒位止まりその現状を把握をしていた。


それと少し考えてもいた。




そして彼は




「ここは何処だ?」




と言葉を発した。


彼にはその風景が少し見覚えがあった。


しかし、その見覚えのある場所とは少し全体的に違ったのである。


だから彼はここは何処だ?と発した。




地面はその知ってる場所よりもでこぼこしていて


ここはそこより少し全体的に空も地面も色が黒に近かく濃かった。




彼が何故混乱していたかというと


何故自分がこんなところにいるのか?そして、いきなり何故?何故この景色?いきなりの空、紺色の空、という事が彼が混乱していた理由の大部分である。




そして、彼はとりあえず頭の中を整理しようとしていた。




(まず現状把握、多分俺の知ってるあそことは若干違う場所、別世界もしくはその世界の遠く離れた場所な気はする、考えれば他にも可能性はあるが考えてたらきりがない。




とりあえず目的は元の家に帰ること。




というか、あいつは?


あいつら、えーーっと、何故思い出せない。




いつも一緒にいたあの人たち。




特に、あいつだ、思い出せ━━




何故だ、)




(寝ておきたばっかりだから頭が眠ってるのか?、いやその感じとは違う。




その事を考えたその時だけなんか頭の中にモヤがかかった変な感じがする。




なんなんだこれ、)




(特にあいつはそう、いつも一緒にいて


居なくなられたら一番困るひと。




そうあいつ、なんで思い浮かんでこない思い出せない。




、あ、もしかしてこれ敵にはめられたか?


何故今までこれがすぐに浮かばなかった、?




しっかりしろ! 俺!


いや浮かばないように操作されてた?


ともかく、




それだとある程度は筋がとおる。)




(おそらくあの敵……




あれ?誰だっけ?




駄目だ。




とにかく敵だ。




そいつにやられたかなんかでここまで飛ばされた、多分。




そして、脳も軽くいじられてる。




けど今は敵がいない、だから


その大事な人がそいつと戦ってて足止めしてるかなんかでおれは


今回りに敵がいない。




多分、いやまだ敵が単に来てないだけかもしれない。




まあわからない事に対して決めつけはいけないな。




けどまあ、混乱は押さえられた。)




(目的はとりあえず帰ること。


そして今おれがいる場所はあの知ってるはずの別世界とは違うけど似ている異世界、もしくはその世界の遠いどこか。




そして


脳にダメージというとピンポイント過ぎる。


たまたまそのピンポイントな可能性もあるが、その可能性より操作されてる可能性の方が高い。




そして、その大事な人とはぐれていて


出来たら合うことも視野にいれる。




それ以前に敵が来るかもしれないから戦う準備も、って俺って戦えたっけ?




また、ボケてるのか?


操作か?




それは駄目だ。




ああ、そうだ、


俺には力がある


戦える力が、)




彼の少し様子がおかしかった。


目を軽く見開いて、口の両端が少し上がっていて少しにやけていた。






(そしてありとあらゆるものを


破壊そして、無に返す力が、厳密に言うともとあるべき姿、いや都合のよく部分的にかつバランスよく戻せる力だが。




っと、あぶね


のまれかけるところだった。


体が強くなってるよな、気を強くもて


支配されなければ別にどうってことない、単なる体なんだからそうだ、魂というか意識すらねー単なる体なんだから


あっぶね、。




話戻すが


そうだよ、あるじゃねーか、


この頭にかかってる変な呪いみたいなのも解ける力が)




そう彼が心の声を発したとき彼は、その時左足が手前に折っていて、右足をその奥におって、おかれていて、左手が左膝にを持っていて右手は右膝に乗っけてるようなラフな状態で座っていて視線は色々考えてるうちに自然と下、地面を見ていた。その状態から足を立て、足の裏を地面につき立ち上がった。






そして彼は


そして彼の右手が変化した。


それと同時に


「バーーーン!!」


という重低音のような大きめの音がなり




彼の右腕が肩から手の指先にかけて濃い紺色の竜の皮膚をしたようなまがまがしい手をしていた。




そしてその手を頭につけたその時




「う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"っ!!」




彼の頭で強いめまいと吐き気


それとなにかに酔うような、方向感覚が失うような


頭の中がかき回されてるような気持ち悪い感覚がした。


「うあ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"っ!!kっっ、!」


「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」




彼は頭を両手で押さえ強く目をつぶり、腰をくの字にして、その間も彼は苦しみの声を叫び続けながら、悶え苦しむように痛みから逃げるように、のたうち回り、なにか捕まるものを探すかのように左手を振り回しそして、地面に手をつこうとしたその時、突然痛みが止まった。




その間、彼の回りの景色は歪み、空間ごと歪んでるような真っ直ぐのものが真っ直ぐでなくなり、あるべきものがあるべき場所から移動して原型をとどめなくなって、景色が歪み、その景色もわからなくなるようにぐちゃぐちゃになり


虹色になったり真っ暗になったり色も変化していきその間、一方通行になにかが流れていくような波のような渦のようなその中のを移動しているような景色にもなっていった。




そして、それがある形でその形が収まったとき


彼の頭の頭痛、めまい方向感覚が失うような酔い、吐き気全て一気に消えた。


そして彼は約1秒間止まったあとに少しゆっくり、目を開き上半身を上げたと同時に力が抜けたかのように右手をおろた。




そして彼のみた光景は




いつも彼が見ている、彼がよく知っている、いつもの町並みだった。




そして彼は




「あぁ、帰れた」




と一言発した


そしていつのまにか、変化させていた右手も普通に戻っていた事に彼は気づいた。




彼はその時、おそらく痛みとかが止まったときに右手も一緒に戻ったんだろうと思った。




頭痛に、吐き気とかのせいで気づかなかったのかな?とも彼は思った。




そして、


「ビーーーーー」




という長いクラクションが自分の真後ろから聞こえてきた。


その時、彼は、あ!道路のど真ん中じゃんと気づき、それと同時に


「後ろーー!!!」


と叫ぶ男の人の声と


「危ない」


と叫ぶ女の人の声


先程の後ろーー!!という声の零点数秒後に重なって


「後ろ"ぉ"ぉ"!!」


と怒鳴った男の人の声が聞こえた。




たまたま突然現れた彼の姿がが目に入りそこに視線を向けた時その彼が危ない状況に直面し反射的に声をだした三人の声が左側の歩道から聞こえ、


彼は後ろに右手を出しながら振り向いて右手を変態させながら、


「バーーーン!!」


その方向に顔を向けその時彼はトラックだと始めて認識し、右手を前にだし


「ビーーーー」

「キキーー」

「ドーーーーン!!」


彼は右手一本ででそれを止めた。


そして彼は一歩も動かなかった。




そしてトラックがへこみ、運転席ではエアバッグが発動していた。




そして車体前方の下の方がへこんでいてトラックの車体が横から全体的に見てくの字型に運転席と荷台の間部分がが特に軽く曲がっていた。


そして窓ガラスもへこんだ延長線上で少しヒビが入っていた。




そして回りは彼の姿に愕然としてそのようすに気づいていた彼は手をすぐ戻したが、回りは静まり帰っていた。




たまたま見て叫んだ人たちの警告の言葉と車とぶつかった音で遠くの人までこっちを見ていた。そして一部始終を見ていた三人の叫びでそっちを見たひとなどの近くにいた人までもが黙ってこっちを見ていた




そして始めに後ろといってくれた男性も


「その腕━━━なんなんだよ。」


と言われ彼は黙って全身変態してその場から逃げた。


「バーーーーン!!」


その時さっきうでだけの時より大きな音がなった




強く地面を蹴り、建物の上に登り次々と飛び越えていきそこから姿が見えなくなった、彼は家に向かった。




その時化け物!!とか、怪物とかなにあれ?とか


そんな声が複数聞こえたがもう彼にはそんなことどうだってよくなっていた。




とりあえず家に帰れればそれでいい、彼はそう思っていた。



◇◇◇◇◇◇




(もうすぐ家か)


彼は道を歩いていた。


彼は人気のないところで着地し変態をといて、人にあまり見られないように目立たないようにするため、途中から普通に歩いて帰っていたのである。




(やっと帰れる、多分その大事な人━━って、、俺まだ思い出せてねーのかよ、じゃああのときの苦しみは何だったんだ?




よくわからないが戻れただけか?




そして記憶とか呪いは消えてない、マジかよ)




そして家が見える所に到達した。




そしてかれは何故か立ち止まった、まだ家の前にすらついていないのに。






そして彼は一言発した。
















「家がない」




そして彼は


呆然としながら


そのまま家の前まで重い足取りを運ぶようにトボトボと歩いていった。




そして、その土しかない土地に入り、重い足取りを止め、ただただ立ち尽くしていた。




そこには本来確かに家があってそこには皆がいて、その大事な人もいた、けど今そこには何故か、俺以外の誰もいない、そこには、何もない、なにも残ってない、その俺の大切な何かが、どこかに消え去ってしまっていたような、そんな気がした。








━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


後書き

最後まで読んでくださりありがとうございます。


始めての投稿なので試し書きです。


続きは後程投稿するつもりです。


これは本番で書こう思ってる作品の途中部分なのでここから始まるわけではないですがネタバレにならないようにはしてます。


本当はこれ一ページで終わらすつもりだったのですが思ったより長くなったのでここら辺で切らせてもらいました。


よかったらいいね、ブックマークお願いします。


このサイトの使い方がよくわかっていない自分がいる……。


あと今後内容変えるかもしれないのでそこはすいません、よろしくお願いします。

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