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プロローグ

前回、書かせていただいたプロローグの短編の中からこの作品を連載することにしました。と言ってもまぁ、に作品しか書いてないんですがね。これは結構面白くできるんじゃないかと思って書かせていただきます。

『陽動作戦、開始を確認』


「おぉ、ドンパチやってるじゃん」


 嵌められたイヤホンから聞こえて来た無機質な女性の声。ゴーグルの標準装置を起動させて前方をズームして見るとそこには巨大な塔の下で夜にも関わらず、昼のような明るさで爆発が起こっているのが確認できた。


『陽動作戦開始から残り3分と12秒で接近を開始。装備の起動を確認を推奨』


「りょーかいりょうかい、というかいい加減その硬い喋り方やめねぇか?」


『否定。「会話」は非物質「硬い」という認識はできない』


「そういう表現をすんの、人間は」


『学習領域に「言語発生には物質的表現を含む」と記録』


「ん〜、そういうことでもいいけどよ」


 現在視界に表示されているゴーグルの横でデジタルの表記のタイマーが回っている。そして、正面に見える真っ白に爆発の光でライトアップされた塔の方を覗きながら装備の確認をしてゆく。


『残り2分』


「まぁ、そう急かすなって。せめて一曲聞かせてくれてからじゃダメ?」


 ゴーグルの横についている再生ボタンをクリックしたが、耳にはめられたイヤホンからはお気に入りの00年代リミックスがかかることはない。その代わりに聞こえてきたのは、無機質な声にさらに冷たさが増した声だった。


『そう言って現場への遅刻をしたことが39回ある。40回目には記念としてレジスタンス本部にこれまでの遅刻の経緯をレポートとして提出することを提案』


「わかったわかったっ! 行けばいいんだろ行けばっ」


『すでにそのように報告済み。了承は一回でいい』


「はぁ....それじゃ行くか」


 一歩前進。


 今、彼が立っている場所はかつて多くの人間が観光として訪れた高層建築物の跡地、通称『東京スカイツリー』


 現在地上から450メートルの位置で待機している状態である。


 顔に当たる風がすでに心地いいを通り越して、痛い。


「なぁ、俺本当に高いところが苦手なんだけど」


 ふと下を覗き込めば、以前東京と呼ばれていた場所も未来人の開拓によってその地形が大きく変化し、多くのアンドロイドや工業用ロボットなどが下で未来人がすみやすい新たな街づくりを行なっている。すでにスカイツリー並みの高層建築物が立ち並び、その様相はとても2048年とは思えない光景だ。


 改めて、この時代の人間に生きる価値がないと言わんばかりの光景だと思い知らされる。


 だが、それでも。


『残り1分』


「行くぞっ!」


 一気に駆け出し、地上450メートルに向けて一気に飛び出して行った。


 パラシュートなどのようなものは装着していない。パラシュートのような大きな装備をしていれば地上にいるロボットたちに気づかれる可能性がある。かと言って動力エンジンのようなもので空を飛ぼうものならば熱感知に引っかかり、建物に接近する前にバレて、せっかくの陽動作戦が無駄になる。


『地上まで残り400メートル』


「反重力装置起動開始っ!」


 音声認識で胸にはめてある小型のリアクターが小さな起動音を立てて緑色に発光し始める。そして、そこから漏れ出た光が徐々に体全身を包み込んでゆく。


『周囲の磁場を固定。進路を予測、最短ルートでの目標地点到達時間、約48秒』


「頼むから早くしてくんないっ!? メーターが残り300メートルって出てるんだけどっ!」


 高速で落下して行く中で、この作戦を考えたやつは必ず締め上げると考えていた時、体に浮遊感を覚える。両手を広げなんとか風を味方につけながら体を水平に保とうとし始めた。


『算出完了。ルートを視界に表示完了。ウィングスーツ試験モデルα正常に起動を確認、周囲磁場による固定射出まで残り3、2、1』


「頼むから優しくね?」


 ただでさえ高所恐怖症にも関わらず、突き返された回答は無残なものだった。


『無理、0』


 次の瞬間、地上250メートルで緑の閃光が夜空を走り抜けた。その姿はまるで流星のごとく、風邪を切り裂きながら時速200キロ以上の早さで空を駆け抜ける。


『ルートまでは自動操縦で行ってるけど、微調整は装着者本人に依存する。目を開けて』


「無理無理っ!」


『前方200メートルに障害物確認、接触まで3秒』


 顔にバシバシ当たる風の感触と高所を飛んでいるという恐怖が、イヤホンから流れる警告音に優った。目を見開くと前方に自動で動いてあるだろうクレーンのようなものが猛スピードで接近してくる。


 とっさに左腕を下げて、右腕を上げる左に旋回してなんとかギリギリで接触を免れることができた。


『回避性能に問題なし』


「問題大有りだっ! こんな猛スピードで飛んでて目を開けられるかってのっ!」


『装着者自身の身体スペックに問題有りだと判断。ゼロは悪くないもん』


「調整し直しておけっ! てか二度と飛ばねぇからなっ!」


 だが、目を開けていなければ目の前の障害物に対応しきれないと判断したため、なんとか恐怖を抑え込み目を見開くと、ゴーグルに備え付けられているディスプレイには現在の速度と進行方向を周りの風景に合わせて進路図のようなものが表示されている。


『目標到達まで秒読み10秒』


 耳元から聞こえてくるカウントダウンに身構える。正面から徐々に迫ってくる『ノアの方舟』の白い壁の向こう側を睨みつける。その壁の向こう側では、大勢の旧人類たちが閉じ込められている。


 そして、その中には。


『残り5、4、3、2....』


「ウォオオオオオっっっ!」


 とっさに体を半回転させて腰のベルトからハンドガンを取り出し壁に数発打ち込む。すると、壁に放射状の亀裂が走りさらに立て続けに数発壁に向けて発射する。未来人の作ったこのハンドガンでしか『ノアの方舟』の外装は破壊することができない。まだレジスタンスでも数丁しか採用されていない兵器だ。


『0』


 両腕をクロスさせて時速200キロを保ったまま壁に突っ込む。その速度と体重で傷ついた『ノアの方舟』の外装は簡単に崩れ内部に侵入することができた。


『侵入成功。けど32度左後ろに敵影』


「ちぃっ!」


 イヤホンから聞こえてくる指示に反応してハンドガンを左脇から構え後ろに向けて3発ほど放つと、背後から何か重い金属質のようなものが倒れる音が聞こえた。


『排除を確認』


「どうなってんだよ。陽動作戦がうまく行ってないぞ」


『作戦は成功している。方舟内にも防衛システムがあることは想定済み。あなたの考え不足に原因があることを指摘』


「ヘェヘェ、悪うござんした」


 ハンドガンのマガジン二つをグリップとバレルから外してポケットにしまいこみ、また新たに装填し直す。二つのマガジンに装填してあるのはプロジェクタイルとレール、もう一つにはバッテリー。従来のハンマーで火薬に着火してと弾丸を発射するタイプのものではない。


 いわゆる『小型レールガン』だ。


 装填を終えて、後ろを振り向くとそこには胸に数発プロジェクタイルが当たって地面に倒れている。武器は装備していない、だが装備している防具の隙間から見える無機質な肌と、破壊されて胸部から小さく放電が走り配線盤が露出している。明らかに人間ではないことがわかる。


「アンドロイドか、めんどくせぇ....」


『制御装置の侵入を確認。端末の接続を』


「わかった」


 侵入した場所は、この『ノアの方舟』の電気系等を制御するための配線などがある一室だ。外部からの侵入を想定しなかったことが未来人側の失敗だったろう。配電盤と思しき装置の外装の鍵をハンドガンで破壊し、中をこじ開け腰から小さなUSBメモリーを取り出す。


『左下の接続を外した後に、端末の接続』


「あいよ」


 ゴーグルに表示される指示の通りに配線の一部を外した後、そこに端末をセットする。するとヘッドの部分が赤く点滅を始め読込が開始したことがわかった。


『施設内の電力システム掌握開始、掌握率2%』


「そんじゃ、もう一仕事と行きますか」


 ハッキングを行なっている間に、今度はこちらが施設内の起爆剤となる役割を担うことになる。侵入した制御室の電子ロックをハッキングで解除。廊下に出ると特に何の装飾もないただ壁に埋め込まれたライトが一面白く廊下を照らしているだけだった。


『サーバーコントロールルームは塔の中間部にあることを確認』


「つまり、エレベーターで行けと?」


『エレベータまでの進路を表示』


 ゴーグルにエレベータに行くまでの進路が表示される。軽くため息をつき、ハンドガンを構え直してそのまま進路へと進んでゆく。


『電力システム掌握46%』


「お前にしては遅いんじゃないか?」


『うるさい、次の廊下突き当たりに敵の反応2体』


 次の瞬間、発砲音が鳴り響き、とっさに前転して回避行動をとる。廊下の壁に軽い放電が走り、相手が発射したのはスタンガンだということがわかる。


 未来人にとって旧人類に対しての攻撃は自殺行為だ。なぜならば、旧人類があってからこその未来人。旧人類を殺せば、どこかのだれかの未来に生まれるはずだった人間を消すことになる。そうならないために、相手が基本使うものはスタンガンなどの非殺傷武器だ。そして、旧人類に対して行う未来人の対応は基本的に捕獲だ、命こそ取られないものの、捕まったら最後。この『ノアの方舟』で一生家畜のように過ごすことになる。


「そいつだけはごめんだっ!」


 相手がスタンガンを発砲したのと同時に、ハンドガンを構え廊下に出る。だが、そこにいたのは3体のアンドロイド。情報では2体と聞いていたはずだ。動揺のために一瞬引き金を引くのが遅れ、数発放った後、再び廊下の角で隠れることになる。


「おいっ! 2体って言ったろっ!」


『アンドロイド3体のうち1体は特殊兵装を確認。携帯型武器モデル「エレクトリカ」認識名「雷神」の出力をレベル5に設定することを推奨』


「無視かよっ!」


 おそらく先ほどの仕返しだろうが、不毛なやり取りをしている間にも足音が近づいてくる。すかさずハンドガン『雷神』のマガジンの底についているダイヤルを5に設定する。


 次の瞬間、廊下にアンドロイド2体が顔を覗かせた。


 しかし、そこに人の姿はない。だが、


「こんちわっ!」


『『!!』』


 反重力を使い天井に張り付いて頭上からアンドロイドの脳天めがけて1発ずつ打ち込むと頭部を破裂させ半透明のオイルを撒き散らしながら地面に大きな音を立てて倒れる。


 そして、もう一体


 後ろで腕を掴まれ、そのまま拘束される形で腕をねじ伏せられようとするがアンドロイドの腕に銃口を向け、腕を吹き飛ばすととっさにアンドロイドの胸を足で蹴り頭を思いっきり吹き飛ばす。


「イッテェな、クソアンドロイドめ....」


『電力システム掌握99%....100%完了。全電力を掌握完了。陽動作戦中の全レジスタンス部隊に情報伝達完了、外部の全防衛電力の遮断を確認。突入準備完了』


「おい、どういうつもりか教えてもらおうか? ん?」


『エレベータに向かうことを推奨。ここでその話をしても時間の無駄と判断』


「くそっ、お前なんか大っ嫌いだ」


 軽く悪態をついてゴーグルに表示されるがままにエレベーターの前に到着するとすんなりとエレベータの扉が開く。そのまま乗り込み、ハッキングしたままのプログラムでサーバーコントロールルームまで上昇してゆく。


 一人エレベーターに乗り無言のままサーバーコントロールルームまで上昇しようとすると、何かが聞こえてくる。イヤホンからかと思ったが、どうやら違うらしい。耳からイヤホンを外し、耳を澄ますとそれはとても聞き慣れた曲だった。


「何のつもりだ?」


『....ごめんなさい。いたずらにしてはひどかったと理解している』


「あぁ、俺も言い過ぎだったよ。謝る」


 今、この建物内に流れている曲は普段愛用しているプレイミュージックの中にある曲の一つだった。おそらく、ハッキングを介してデータ内の曲を流しているのだろう。


『だから、これで許して』


「わかった、もう気にするな。それに、なかなかいい選曲じゃないか?」


 流れている曲は、お気に入りの中の一つだ。


 Coldplay『Viva La Vida』


 エレベーターの扉が開き、サーバーコントロールルームへと続く廊下が現れる。すでに先回りをしていたアンドロイドが一斉に攻撃を仕掛けるが、事前に知らされていた情報のため、アンドロイドよりも一歩先に攻撃を仕掛ける。


 5体のアンドロイドを倒し、そのうち1体は無傷で無力化をする。そのまま真っ直ぐ進みサーバコントロールルームへとハッキングして進む。サーバーコントロールルームには一切人はおらず、中にあるのは殺伐とした白い空間にはめ込まれた機械と中央に置かれた円柱型のコンピュータのようなもの。


 結局、ここでも生きた未来人と出くわすことはなかった。


「さて、曲も盛り上がってきたし、行くとしますかね」


 背中に背負ってあるリュックからパソコンを取り出し、ゴーグルに表示される指示を受けながら操作を始める。そして、中心におかれたサーバーと有線で接続をして、操作を始める。


『サーバーの侵入に成功。警告、サーバールーム付近に敵アンドロイド多数接近』


「くそっ、マジか」


 タイプするキーボードに力がこもる。すると、サーバーコントロールルームと廊下をつなぐ扉が作動してロックされた。次の瞬間、扉の向こう側から大きな音が響き渡る。


『扉の強度を予測、逆算。約47秒で破壊される』


「よしきたっ!」


 パソコンの画面がロード画面に切り替わり、読み込みを開始する。あとはエンターを押すだけで全システムをダウンさせることができるが、その進みが予想以上に遅い。そうしている間にも扉に歪みが入り、今にも蹴やぶられる寸前だということがわかる。


 戦闘になる事を考え、すぐさま武器の装填を行おうとするが既に交換を行うためのマガジンがないことに気づく。


「畜生っ!」


『破壊まで残り26秒』


 パソコンディスプレイの表示には67%完了と表示されている。このままギリギリ間に合うか間に合わないかだ。アンドロイドと素手でやりあうのは自殺行為だし、もし間に合わなかった脱出も叶わない。


 そしたら何もかもオジャンだ。


「どうする....っ」


『残り20秒、退避用ルートを算出中。算出完了、排熱用ダクトから脱出することが可能。ウィングスーツ試験モデルαの性能なら脱出できる確率は87%』


「できればそうしたいんだけどよ、そしたらここまでの苦労が無駄になるってことだろ?」


『その考えを肯定』


「くそ....っ」


 一か八か、素手での殴りこみに賭けてみるか。目の前に置かれたパソコンのディスプレイには89%と表示されている。


 いや、ここは。


「ここで待機する」


『了解、扉の破壊まで残り10秒』


 パソコンのディスプレイと、ゴーグルに表示されたカウントダウンを同時に眺めながら生唾を吞み込む。自然とひたいから汗がこぼれ出て地面をパタパタと濡らしてゆく。


 残り5%ほどの小さな隙間が埋め尽くされていない進行バーの表示が酷くもどかしい。


『カウントダウン開始、残り5、4、3、2、1』


 次の瞬間、扉を支えていた金具が弾け飛び目の前で大きな破片となって大きな音を立てて転がる。同時に、大勢のアンドロイドがこちらに目掛けて飛び込んでくる。


 そして、また同時にパソコンディスプレイには100%に満たされた進行バーの下に『RESTART?』という表示が入った。


 今まさにエンターキーを押そうとする手にアンドロイドの腕が迫る。


 未来人が世界中の人間を支配して23年。生きる権利すら与えられず、ただ隠れていずれ訪れる未来に怯えながら暮らす意味。果たして、それは人としての生き方なのか、彼らの言う人類の幸福と継続される社会というのは生み出されるのだろうか。


 否。


 レジスタンス部隊に入った理由。それは、


 全人類の自由な幸福を勝ち取るため。


「っはぁ......死ぬかと思った....」


『全システムの停止を確認。施設内全てのアンドロイドの停止を確認、旧人類の牢獄の解放を確認。監視カメラシステムに侵入、侵入完了。映像からレジスタンス部隊が救助に向かっているのを確認』


 ゴーグルの端を見れば、映し出された小さい映像に見慣れたレジスタンス部隊の人間たちが箱舟に侵入して旧人類を解放しているのが見える。そしてその中の一人が監視カメラに向けて親指を突き立てているのが見えた。


 軽く息を吐き、ゴーグルを外す。自由になった視界でふと横を見ればビデオの一時停止のようにあと一歩のところでこちらに腕を伸ばしながら止まっているアンドロイドの集団が沢山いた。パソコンをしまって立ち上がり、アンドロイドの頭の部分を軽く指で小突くと何の抵抗もなく地面へと倒れる。


『任務完了を確認、お疲れ様。リュウイチ』


「この調子でColdplayつながりのParadise行っとくか、掛けてくれるか?」


『了解』


「何だ、今日はやけに素直じゃん」


『「言語表現には物質的要素を含む」ゼロも少し「柔らかく」なってみた?』


「わかってるじゃん」


 塔の中に響くParadiseの曲。


 廊下の途中で停止しているアンドロイドを軽いステップを踏みながら指先で倒してゆく。そして、エレベーター前に転がっているアンドロイドの残骸の中から比較的女性型で綺麗なアンドロイドを肩に抱えてエレベータに乗り込む。


『それは?』


「前に自分のAIを入れるための体が欲しいって言ってたろ? こいつはプレゼントだ」


『....ありがとう』


「どういたしましてッと」

 

 エレベータは何の操作もしていないの動き出す。完全にシステムを掌握されたとうは既に旧人類の支配下にある。エレベーターはそのまま下の階へと降りてゆく。そんな中、とてもよく響くParadiseの曲に合わせて自然と歌詞を口ずさむ。


『だからこんな嵐のような空の下で横たわるんだ


彼女は言った


太陽はきっと登ってくることを知ってるって


ここが楽園になるんだ


楽園になるんだ』


 エレベーターの扉が開くとそこにはレジスタンス部隊の見慣れた顔がいくつも並んでいた。全員がそれぞれ肩を叩きあい、無事の生還を祝っている。


 早くここから出なくてはいけない。


 そして、囚われている旧人類の数は未だ70億を超える。何のために戦うか、それは人類の解放と自由な幸福を得るため。そのためならば、何度この身が砕けようとも構わない。


 これは、未来に反逆する物語だ。


冒頭は多少変えましたが、だいたい同じです。なので、2話目も同時更新。

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