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ミリアの街15&地球

 朝、目が覚めてたらいにお湯を溜めて歯を磨き顔を洗う、髭を剃り出かける支度をする。着替えを籠に入れて、朝食を食べに1階に下りる。

 今日の朝食は目玉焼き3個とステーキ位ある分厚いベーコンと食べ放題のパン。今日は食べ過ぎないように気を付けていたはず。どうしてこうなった。また食べ過ぎた。

 食休みを取りながら、今日の予定を立てる。

 討伐に行く。

 早めに帰ってくる。

 ホームセンターに買い物に行く。Cランクの試験で野営があるから、そのための準備をしないと。

 買い物リスト

  テント

  ライト

  ランタン

  キャンプ用のチェア

  布団


 こんな感じかな、お金はあるから準備は十分にしよう。




 ギルドに行って討伐依頼を受けなくても森に入ってもいいか聞いてみる。


「今日は予定があって討伐依頼を受けないで森に入りたいのですが、大丈夫ですか」


「森に入ること自体は依頼を受けなくても大丈夫です」


「そうですか、ありがとうございます」


 入ること自体は出来そうだ。今日は依頼は受けないで転移で行ける場所だけで討伐を済まそう。




 北門に行ってギルド証を出す。門をくぐり森の入口まで歩く。

 森の入口でマップを開いて獲物を探す。今日に限って近くにいない、転移で行ける場所ならオークが20体いる場所がある、そこに行こう。




 オーク達がいる近くまで飛んで、オーク達の様子を見る。オーク達はどこかに向かって歩いてる最中だ。

 その頭の上に雷の魔法を落とす。一斉に感電させ倒す。動かなくなったのを確認してからアイテムボックスに回収する。




 次は大蜘蛛が15匹いる。場所は、前に女郎蜘蛛がいた場所だな。近くに飛ぼう。

 飛んだ先で見た物が、大蜘蛛が丁度獲物を捕まえた所だった。ピクリとも動かなくなった熊を、糸で繭状にして巣の方に引っ張り上げてた。俺もバリアとかなかったらあんな感じで捕食されたんだろうな、と思いながらバリアを張ってエアガンを持ち巣の下を通っていく。

 スルスルと音もなく下りてくる大蜘蛛にエアガンを撃ちながら落としていく。全て落として獲物をアイテムボックスに回収していく。

 次もいけるかな?でも早めに買い物終わらせないと夕食の時間に間に合わなくなるな。今日はここで終わりにしよう。そう思い転移で森の入口まで転移で飛ぶ。




 北門で門番に質問された。


「森で何かありましたか」


「特にありませんでしたが、どうしてですか」


「冒険者の方で討伐をメインにされる方が昼に帰ってきたら、気になりますから」


「俺が驚かす原因でしたか。今日はお昼後から用事があるので、それで帰ってきました」


「そうでしたか、怪我でもされたと思いひやひやしました」


「心配をかけて申し訳ありません。後、気にしてくれてありがとうございます」


「いいんですよ。今この街1番の稼ぎ頭ですから」


 お世辞まで言われた恥ずかしい。早く立ち去りたい。


「用事がありますので、それでは」


 恥ずかし過ぎて、足早にギルドに向かう。




 ギルドに着いて解体依頼受付の奥の部屋に入る。


「どうした、今日は何かあったのか」


「何もないですよ、どうしてですか」


「お前が早く帰って来たんだ、何かあると思うだろう」


 ここでもか。


「昼過ぎから用事があるんです、そのために今日は早めに終わらせました」


「そうだったのか、何かあったんじゃないかと思ったよ」


「心配をかけました。特に怪我とではありませんから」


 そんなやり取りをして札をもらう。1時間位はかからないって言われたから今日はギルドのテーブルで時間をつぶす。

 時間がきて札と依頼達成の紙を交換する。


「達成数オーク20体、大蜘蛛15匹、状態も良好、本日も肉も魔石も含めて全てギルドの買い取りでよろしいですか」


「お願いします」


「それでは達成金、金貨72枚です」


「ありがとうございます」


 金貨をアイテムボックスに仕舞いギルドを後にする。




 宿に戻り転移で家に行き、歩いてホームセンターに行く。

 今日はキャンプ用品を見に来た。

 買いたいのは、テント、ライト、ランタン、キャンプ用チェア、布団だ。

 まず見たのはテントだ。キャンプで有名なあのメーカーの1人用のテントを選んだ。

 次はライトだ、暗闇で魔物を撃つ事があったら確実に必要だろう。どこかの軍でも使ってる1500メートル先まで見えるライトを選ぶ。

 野営で堅い所で寝るのは嫌なので布団も買おう。

 ランタンも単三電池3個で14時間持つどこかの軍で使ってるランタンを選ぶ。

 次はキャンプ用チェア、野営で夜番をするときに必要だろう。これもキャンプ用品で有名なメーカーで決めた。

 電池類を選び、カップ麺もケースで買うため選ぶ。いざとなればお湯を出せるからすぐ食べられるし、あると便利だ。

 カートをレジに持っていってお金を払う。買うのはこれだけかな、まだあればすぐに飛んでこればいい。

 荷物を人に見えない所でアイテムボックスに収納する。家に歩いて帰ってそこから宿に転移する。




 夕食の時間に間に合った、今日の夕食は肉団子がたっぷり入ったスープと、オークのステーキ、パンの食べ放題だ。

 夕食を終え、部屋でちびちびとワインを飲みながら夜を過ごした。

 

読んでくれてありがとうございます。


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