ミリアの街7
朝、目が覚めて支度を整えて1階に下りる。時間をずらしてるおかげで他の冒険者たちとは余り会わない。
おかげでゆっくりと食事が出来る。今日の朝食は、サラダと分厚いベーコンと目玉焼きが3つとパンのおかわり付きだ。目玉焼き3つって多い気がするけど、こっちの人達はこれ位普通に食べるんだよね、しかもパンも食べ放題だから結構な量を。
朝食をゆっくり食べて、食休みを取った後ギルドに向かう。今はオークの討伐ばかりをしてるから慌てる必要が無い。
ギルドに着いてオークの討伐依頼を受ける、その時に受付の人に、
「ヤタ様はこのままですと早い段階でCランクになりますが、Cランクからは護衛の依頼などがあるので、試験があります」
「試験ですか、どういう内容になりますか」
「高ランクのパーティーと一緒に護衛の依頼を受けてもらいます。その中で野営の仕方、依頼人との対応、時には盗賊の討伐とかを高ランクパーティーに総合判定してもらい合否を決めます」
「わかりました、その時は頑張ります」
Cランクか、護衛とかしてみたいけど俺に出来るかな。やってみないとわからないか。今はオークの討伐頑張ろう。
北側の門に行きギルド証を出して通る。
今日も森の入口まで歩いて転移で森の中まで飛ぶ、昨日のジャイアントオークがいた場所だ。すぐにマップを開いて獲物を探す。
近くに3つのマークが出ている、行ってみよう。
オークが3体いた、エアガンで1体ずつ仕留めて行く。特に音もしないのに1体ずつ倒れて行く仲間に他のオークがオロオロしてる間に3体とも倒した。
動かなくなったのを確認してからアイテムボックスに回収する。
またマップで獲物を探す、いたマークは4つ、少し遠いけど大蜘蛛がいた場所に近いからそこまでは転移で飛ぼう。
またオークだ、獲物を漁ってる。これは雷の魔法で1度で終わらそう。
頭の上に雷の魔法を落とす。4体ともその場に崩れ落ちる。痙攣が治まったら近づいてアイテムボックスに回収する。漁ってた獲物は熊だった。
熊は原形を留めてない状態だったから回収は諦める。
次は少し行った所に動物の群れがいる、数は10、そこに行こう。いたのは狼の群れだった。血の匂いに引かれてきたのか、さっきオークを倒した場所に向かっている。ここで倒していこう。
雷の魔法を頭の上に落して倒していく。痙攣が止まったらアイテムボックスに回収する。
次は大分離れた所に反応がある数は5つ、オークかな、取り合えず行ってみよう。
行った先には沼があった、トードかもしれない、バリアを張りながら沼に近づいてみる。
沼の中から何かが飛び出してきた、トードだった。これは個人的に美味しい獲物に出会った。ぜひ倒していこう。トードからの攻撃をバリアで弾きつつ少しずつ後ろに下がっていくと、沼の中から他のトード達が出てきた。5匹全部出てきた所で頭の上に雷の魔法を撃つ。痙攣が止まったのを確認してアイテムボックスに回収する。
今日はトード1匹分の肉は宿に持って行こう。いつも美味しい食事を食べさせてくれるお礼だ。
少し離れた所でお昼にしよう。今日はトード焼きとスープにしよう。今度お昼探しではスープに肉団子がゴロゴロ入ってるのがいいな。
お昼を食べて食休みを取りながら、後2,3日この山で上手くいったら魔物の多い山に挑戦してみてもいいな。Cランクの試験のこともあるし、1度試してみるのもいいかもしれない。
食休みを終えて、獲物を探しを再開する。
2時間位歩いた所にいた、数は15。ちょっと数が多いな。でも行ってみるか。
山の奥に入っていってオークを見つけた。昨日と同じだ、ジャイアントオークが引きいてる。集落とかあるのかな、今日ギルドに帰ったら聞いてみよう。
倒し方は昨日と同じ、ジャイアントオークだけはエアガンで倒して、後は雷の魔法で倒していこう。
ジャイアントオークをエアガンで倒して周りが慌ててるうちに雷の魔法を頭の上に落す。
動きが止まった事を確認してアイテムボックスに回収する。
今日はこれで終わりにしようか。山の入口まで転移で飛んで、歩いて門に向かう。
門でギルド証を出して街に入る。
ギルドに着いて、先に疑問に思った事を聞きに行った。
「すみません、オークの数が多い気がするのですがこれが普通ですか?」
「あの山は魔素溜まりがありますから、定期的に魔物が湧いてくるんです」
「そうなんですか、謎が解けました。ありがとうございます」
解体依頼受付の奥の部屋で魔物を出して、その時にトード1匹分肉を持って帰ると伝えた。1時間ほど時間をつぶす。
肉をもらい、達成依頼受付で、達成金をもらいギルドを出る。
宿に戻る前にスープの開拓に行こう。
露店が並んでる所に来た、スープは結構たくさんあるけど、俺が欲しい肉団子がゴロゴロ入っている所は少ない。1軒見かけた所で試しに1杯頼んで飲んでみる。
美味しいけど何かが足りない、何だろう、胡椒かな。
アイテムボックスに入ってる胡椒を出してかけてみる。少しピリッっとした感じがいい、これにしよう。
「すみません、このスープを器付きで10杯欲しいのですけど」
「1杯銅貨6枚になるけどいいかい」
「はい、お願いします」
「はいよ」
俺は銀貨6枚渡して器を次々とアイテムボックスに収納していく。露店の相場は大体銅貨5枚位なんだな。
そんな事を思いながら宿に帰る。
「ただいま」
「おかえりなさい、今日も早かったですね」
「仕事が早く終わってね。そう言えば宿をまた10日伸ばしたいんだけど、今払ってもいいかな」
「いいですよ、10日ですね、同じように2食付きでいいですか。金貨5枚と銀貨5枚になります」
「はい今と同じでお願いします」
「これ、今日獲れたからお土産で持って来たよ。夕食にでも出して欲しいな」
「ありがとうございます。父も喜びます」
俺は持ってきたトードの肉を渡した。
夕食まで時間があるから、先に風呂に入ってきて、部屋でビールを飲んでた。やっぱりお酒はこっちの方が美味い。
夕食の時間になったから宿に戻り、1階に行って夕食を頼んだ、トードの足がソテーで付いてた。今日も食べ過ぎた。
ワインを飲みながらだとトードのソテーは抜群に合った。
いい気分のまま布団に入って眠りに着いた。
読んでくれてありがとうございます。




