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開拓村8日目

 今日は休みの日、さすがに疲れてのかな、目が覚めたのは10時になってた。今日はまずゆっくりお風呂に入ろう。最近は眠くてシャワーですます事が多かったからな。

 のんびり風呂につかって、上がったらビールを一本。昼から飲むビールはダメ人間の象徴みたいで情けないけど美味いな。

 後でスーパーに行こう。村の料理は美味しいが味が薄い、調味料を買い足しておこう。

 他に忘れてる事無いかな?あ!......薬草!忘れてた!やばい、急いで支度をして村の南側の山に転移した。




 マップと鑑定で薬草を取りながら出会った動物も倒して行く。2時間で薬草は全部で100枚採れた、動物は兎を2羽獲った、これは捌いてもらって家で今日の夕食にしよう。

 村に戻って薬師のおばあさんの所に薬草を持っていく。


「おばあさん遅くなりました、薬草を持ってきました」


「おぉ、持ってきてくれたか。いつでもよかったのじゃがありがたい、ここの空いてる所に出してくれないか」


「ここですね、わかりました。100枚ほどで足りますか?」


「そんなにか、暫くは薬草採りに出かけなくてもすみそうじゃ。助かるよ」


「いえ、実は昨日の約束忘れてまして、慌てて採りに行って来たんです」


「そうじゃったか、急がしてしまったかもしれんな。すまなかったねぇ」


「いえ、後にすると俺が忘れちゃいます。覚えてるうちに終わらせた方が気が楽ですから」


「ありがとうよ」


「どういたしまして」


 薬師のおばあさんとわかれて村の獲物を捌いてる女の人の所に行った。昨日の残りと今日獲ってきた兎を出して、兎は持ち帰るから捌くのだけお願いしますと頼みジンさんを探しに行った。




「こんにちはジンさん、こっちに来ちゃいました」


「おおヤタか、休みだから家でのんびりしてればいいのに」


「そうなんですけどね、薬草を届けるのを忘れてたんです」


「ばあさんの所か、ばあさんが自分で行かなくて済むようになったって言って、助かってるって聞いてるぞ」


「そう言われると嬉しいですね」


「晩飯もこっちで食べて行くのか?」


「いえ、帰ってやる事があるので肉だけもらって帰ります」


「そうか、今日は早く帰ってのんびりするんだな」


「そうします。では、今日はこれで帰ります」


「おう。じゃあまたな」


 ジンさんと別れた後兎の肉を受け取って転移で家に帰る。




 家に着いた昼の続きだ、スーパーに行って調味料を買いに行こう。久しぶりにスーパーに来た、調味料は何がいいかな塩は買うとして、胡椒も買おう、レモンパウダーもいいかな、ガーリックは必須だな。きっとジンさんも興味を示すはずだから多めに買おう、たくさん買っておいてもアイテムボックスの中に入れとけばいいから楽だな。食費が浮いてるからだいぶ楽にはなってるけど、みんなにわける分は無いんだよな。何か買いたけど何がいいかな。飴だ、飴を買おう。

 飴の袋を20袋位買えば1人1粒位は食べれるかもしれない。そうしよう。

 調味料とみんなのお土産も買えてホクホクで家に帰った。買ってきた物はすぐアイテムボックスに仕舞って兎の肉を出す。

 ご飯を炊きながら兎の肉を塩、胡椒で下味を付けた後焼いていく。今日は冷蔵庫にあったステーキソースをかけて今日の夕食にする。

 お肉から香る、香ばしくていい匂いとご飯の相性が良くてついつい食べ過ぎてしまった。やっぱりご飯はいいなあ。何にでも合う。最近はパンばかり食べていたから余計にそう思うのかも。

 朝も風呂に入ったけど山に行ったからもう一度風呂に入ってから寝よう。

 今日は忘れてた事も思いだして終わらせる事が出来たし、村の人達にもお土産を買う事が出来た、いい休日になったな。

 明日に備えて今日も早めに寝よう。

読んでくれてありがとうございます。

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