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第三章

初めのホームルームと言えば、自己紹介。

(第一印象は大切だよね。これで、私の高校生活が決まるのも同然。頑張らなくちゃ。)

みんな、それぞれに趣味や好きなものについて話をしている。

私が好きなのは、アニメや漫画やゲームやライトノベル。

しかし、ここでそれを公言してしまっては絶対にならない。

また、中学の時と同じ思いをする。

(もう、繰り返したくはない。)私は強くそう思った。


いよいよ、私の番がまわってきた。

「初めまして。園城由佳です。好きなことは…」

全員の視線がこちらに向いているのが分かる。

「好きなことは、本を読んだり、お菓子を作ることです☆お菓子作るのはそんなに上手くないんですけど…。よろしくお願いします!」

…これが私なりの普通の女の子だ。

すると普通だと思ってもらえたのだろう。

周りの女の子達が、「よろしくね!」「仲良くしてね☆」「後でアドレス教えて!」などと、声をかけてくれた。

(良かった…)私は嬉しくなった。

(私も普通の高校生活が出来る。)


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