第十二章
ドンドンドンドンドン。
ますます強くドアがたたかれる。
「あーもう。うっせー。」と日向がドアを開けると・・・・
そこには、生徒会長と役員の10人程が立っていた。
「お前たちは、誰の許可を得て、ここの部屋を使っているのだ?」
生徒会長が怒った口調でそう言った。
「やっぱりこうなるんじゃない・・。」私は泣きたくなった。
(入学してすぐから、生徒会に目をつけられるなんて・・。私の学校生活はどうなるの?)
「ちょっと。おみゃーサンたち。」どこから出てきたか、直人が出てきた。
「何する気?」柚が楽しそうに眺めている。
「まあまあ。話し合い、しましょうかー」と直人が言ったとたん・・・
「ふざけてるのか・なめてるのか。どちらだ?場合によっては・・・・・・。殺るぞ。」と生徒会長。
(いよいよ。まずい。生徒会長が怒った。)
「やれるもんなら、やってみなされー☆」
と、直人はいきなり、扉を閉めた。
それから、「権力で動かせると思ったら大間違いだおっ!!」と言った。
すると。
「おいおい。直人今日のキャラは何?」と日向のツッコッミ。
「今日は、萌え萌えーきゅんきゅん系?」と大空。
(みんなして、ツッコミ所そこ!?大空まで・・・。)
「今、生徒会長ゲキオコだよっ?」と私がツッコむと・・・。
「しゃーなし。お前ら。覚悟はいいなっ?」と言うと、日向は生徒会室のドアを開けた。
「何するき?」と理亜。
「楽しみー☆」と柚。
「出撃ー。おっ。たった今、宇宙人から交信がきたっ!」と直人。
「馬鹿っ」と言いながらも楽しそうな大空。
「なー。そこどいてくんない?」と日向は言った。
「なんだお前。一年のくせに。3年のしかも生徒会長に反抗するとは・・」
と役員の一人が言った。
「何をする気だ?」と生徒会長は日向を睨みながら聞いた。
「校長室にのりこむのさっ。」にやりと笑いながら、日向は言った。
キャラ崩壊です。
直人・・・・。
ごめんなさい。