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超絶ダッシュ

作者: 白米

「おい!急げ!!」


今日もボクは部長に急き立てられ、お昼の限定13食の

エビドリア和風仕込みアボカドチキンバーガーを買いに行っている。


ハァハァ・・・。何でいつもいつもハァハァ・・・ボクがハァハァ・・・

買いに行かなきゃならないんだよ!!オウェ・・・


たまには自分で行けよ。会社から3分だろ。


というか何で2分で完売するんだよー。マズイのに。

12時にお昼休憩なのに、そのバーガー店、きっかり12時から売りやがって!!

しかも並ぶし・・・

どんなに頑張っても2分じゃ着けねぇーよ!!


未だ27戦中0勝27敗、

今回こそ勝たねば部長に・・・ああ考えただけで身震いがする。


しかし、今回ボクにはとっておきの秘策がある。何かって?

それはボクの弟に先に並んでもらうことだ!!

いや~我ながら素晴らしいアイディアだ。

なぜもっと早く気づかなかったんだろう。


これで勝てる!!



フゥーやっと着いたー疲れたー。

ん・・・? んっ? んんっ? どこだ・・・

弟がいない。


嘘だろ。ボクは放心状態になりながらも携帯を取り出し、

通話ボタンを押す。


トゥルルルルル トゥルルルルル ガチャ

おい!今どこにいる?


えー?兄ちゃんに言われたとこで並んでるよー?


うん・・・?もしかして!

誰の会社の近くのだ?


うん?父ちゃんのだよー。ってか兄ちゃん早く来てよー。

お金無いのに僕の番になっちゃうよー。


終わった・・・ボクの人生オワタ・・・


弟よ悪かったな、もう帰っていいぞ。


えー?せっかく並んだのにー

後でお返ししてよー!!


分かったよ・・・後でお前の好きな、

ミラノ風パスタアボカドとモッツァレラチーズ味のチュッパチャップスおごってやんよ。


ホントー!?わーい♪絶対だよー。


ああ絶対だ。


ありがとー!!バイバイ兄ちゃん仕事頑張ってねーノシ


ガチャ ツーツー


ハハハ・・・おかしい奴らばかりだ・・・

ああー戻ったら殺されるんだろうなー。


リンリンリンン ヤバっ部長だ!?


ガチャ はいもしもし


「GETしたかね?」


いや、それが・・・


「ふむ。今回もダメだったと?」


はぃ・・・


「分かった。すぐに戻ってこい・・・」


はぃ・・・


ガチャ ツーツー


完全にオワタ。



トントン失礼します


「入れ」


すみませんでした部長・・・


「うむ。そこに座れ」


はぃ チョコン


「なぜ今回も失敗した?」


はぃ・・・それがー、色々と手違いがありまして・・・

そのー、 すいませんでした!!!!orz


「ふむ・・・。手違いがなんだーーー!!!!!」

「罰として、うさぎ跳びでこのビルの階段10周だーーー!!!!!」


ひぇ~部長!!このビル233階ありますよ!!10周だなんて・・・

死んじゃいます!!!!


「つべこべ言わず行けーーー!!!!!!!」


はっはいーーーーーー!!



こうして足腰が鍛えられていったボクは50mで4.12秒というタイムをたたき出し、

バーガーを買いに行けるようになり、オリンピック選手にもなったそうだ。


おしまいおしまい。

適当ーに書きました。

すんません(笑)

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