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不条理モノ

すぐにわかる不条理

作者: 潮路

状況描写を極力省きました。

シンプルに結果だけを書きたかったのです。

とある町のとある交差点で、私は信号待ちをしていた。

夜も遅く、なかなか信号が切り替わらない。

そんな私の後ろから、学生服を着た高校生が自転車に乗ってやってくる。

まだ赤信号だというのに、自転車は横断歩道を走り抜けていく。


私はため息を一つ吐く。

車両の交通量は確かに少ない。

だからといって信号の指示すらまともに守れないとは。

これだから最近の子供は・・


歩行者用信号機が点滅し始めた。

道路を渡る準備をしたその時、トラックのヘッドライトが私を照らした。

トラックは制限速度をはるかに超えたスピードで、私に向かって突っ込んでいた。

そして減速することもなく、私を轢いた。


瀕死の私に、運転手はどなり声をあげた。

「馬鹿野郎!お前は信号機もろくに見れねえのか!」

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― 新着の感想 ―
[一言] はじめまして。 赤から青の時は点滅するわけない・・・じゃあこの人は色覚障害を持っていた? でも、渡る準備の時点で突っ込んでくるトラックも、本来なら歩道に乗り上げちゃってると思うんですが。 考…
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