戦いに出るなら、弾は多い方がいい
お待たせしました久しぶりの更新です。
今回はいよいよ3つ目の作品を解説していきます。
この作品にはいろいろと思い入れがあります。
まず、今回の作品は「私が初めて10万字の長編を書ききった」作品でもあり、「初めてブクマ100の大台に到達した」作品でもあります。
ブクマ100といえば、いわゆる「底辺脱出」ですね。個人的にはあまり底辺という言い方はよくないかなとは思っているのですが、ここでは便宜上そう呼びますね。
ではなぜ私はこの作品で底辺を脱出できたのか。
その答えは既に言ってあります。
は?
はい、これはズバリ言ってしまうと「10万字書いたから」なんですよね。
まず、ある程度の分量がないと、評価されないんですよね。
とくに初心者の場合、この作者さんは作品を続けてくれるのか?この作品は最後まで読めるのか?といった部分で読者に信用がありません。
なので、10万字ある、ということはそれだけで一種の評価を上げるポイントになってくるわけです。
とくに、10万字書けるということは、一定の筆力を意味しますので、そういう意味でも大きな信用になります。
「あれ?でも、10万字書いたのに、ブクマが全然つかなかったぞ!?」と思われたかたもいらっしゃると思います。
そうだと思います。
私も、前作をそのまま10万字まで続けていても、ブクマ100はとれなかったでしょう。
は?
どういうことか――。
それはもちろん、内容の改善もあるのですが、それ以上に大きな要因があります。
それは「投稿速度」です。
https://ncode.syosetu.com/n7559hb/
こちらのページを見て頂ければわかるのですが、この作品、なんと初日に12話あげています。
2日目が8話、3日目で10話ですね。
3日間で30話あげています。
ほぼ1章分ぜんぶですね。
なぜこうしたのか、それは「ランキングに入るため」です。
そうしないと読まれないからですね。
ランキングに入らないと読まれない、でもランキングに入れるためには読まれなきゃいけない。
これはすごく矛盾ですね。
初心者がランキングにあげるにはどうするか、それはとにかく「露出」を増やすしかないんですね。
数で、物量で勝負です。
初心者にはファンも逆お気に入りユーザーもついていませんので、ただただアピールする必要があります。
私はそのために30話を書き溜めました。
これを一気に放出する、すると3日間で30回新着に載れるチャンスが巡ってくるわけです。
これが1日1話だと、一回しかないので、埋もれてしまうのは当たり前なんですね。
人間は何回も目にするものに親しみを感じ、支持するという性質があります。
なので、あいさつを毎日する人とは仲良くなりやすいですよね。
恋愛のテクニックなどでも良く言われる方法です。
とにかく何回も顔を合わせることで、まずは知ってもらうのです。
もちろん、それだけでなく、中身も改善をしています。
その点については次回、お話していこうと思います。
とりあえず、今言えることとしては――。
新兵が戦いに出るなら、弾は多い方がいいです。
それだけ新兵はエイムが悪いですから、何回も外します。
でも、ずっと撃ち続ければ何発かは当たります。
弾を込める間は厳しく、孤独です。
ですがそれが当たったときの喜びはとても大きいのです。
的が小さいのなら、何発も撃つしかないです。
そのうち、少ない弾数でも当たるようになります。
今は修行のときだと思ってひたすら蓄えてください。
参考までに、私は10万字を約一月半で書き溜めました。
これは早ければ早いほどいいです。
書き溜める以上、どうしてもすぐには投稿できません。
するとその間に、読者のニーズや流行りが変わってしまいます。
書き溜めにデメリットがあるとすればそこです。
なるべく早く完成させましょう。
あとは、最初は10万字で完結させるくらいで、次に行った方がいいです。
始めから作品が当たるなんてまずないので、練習の気持ちで書きましょう。
失敗してもいいです。なんどでも失敗しましょう。
失敗しても、ちゃんと完結させれば、そこで得た読者を新作へ持っていけるかもしれません。
読者に誠実でさえあれば、きっとついて来てくれます。
一番は読者を裏切らないことです。
【新作のお知らせ】
『老害扱いされ隠居した不老不死の大賢者であるエルフ美少女は田舎でスローライフを送りたい~私をBBA呼ばわりして婚約破棄した若い王子がいたらしいけどもう忘れました~世界の秩序が大変?知るかボケ。』
https://ncode.syosetu.com/n1648hf/
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